Stylenote
好評発売中 2026年5月27日発売 B6判/272頁

日本で音楽を学ぶなら、
まず音楽の日本語を。
在日本学音乐,
先从“音乐的日语”开始。

中国人音大生・音楽家のための日本語でステップアップ
音楽留学で役立つ日本語会話40シーン
面向中国音乐专业学生・音乐家 日语进阶
音乐留学实用日语会话40场景

大学院の入試面接、声楽やピアノのレッスン、ゼミでの研究発表、演奏会の企画。 音楽の現場で本当に使う日本語を、全40シーンの会話で学べます。全編が、日本語と中国語の併記です。 研究生入学面试、声乐与钢琴课、研讨课上的研究发表、音乐会的策划—— 通过全书40个场景的会话,学习在音乐现场真正用得上的日语。全书日语与中文对照呈现。

久保田慶一・賈麗丹久保田庆一・贾丽丹 著

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書影:中国人音大生・音楽家のための日本語でステップアップ(久保田慶一・賈麗丹 著)

Quiz from the obi

この言い方、日本語ではなんという? 这些说法,用日语怎么说?

演唱的同时
也要留意
伴奏的音乐
日本語では?答えは本書で / 答案在书中
关系大小调 日本語では?答えは本書で / 答案在书中
圆滑线 日本語では?答えは本書で / 答案在书中
红蜻蜓 日本語では?答えは本書で / 答案在书中

帯に並ぶ、この4つの問い。答えはすべて、本書の見開きのなかにあります。 腰封上并列的这四个问题,答案全都在书中的对照页里。

For you

ひとつでも当てはまったら。 只要有一条符合,这本书就适合你。

日本の音楽大学・大学院に留学している、またはこれから留学する 正在或即将赴日本的音乐大学、研究生院留学
レッスンで、先生の言葉が専門用語になると急にわからなくなる 上专业课时,老师一说到术语就突然听不懂
「大调」「颤音」…… 中国語の音楽用語が、そのままでは通じなかった “大调”“颤音”……中文的音乐术语直接说出来,对方却听不懂
研究発表や演奏会の企画を、これから日本語で進めなければならない 今后需要用日语完成研究发表和音乐会的策划
中国語や、中国の音楽事情を学びたい日本語話者の方にも 也适合想学中文、想了解中国音乐现状的日语母语者

Four features

単語集でも、留学ガイドでもない。 既不是单词表,也不是留学指南。

好評の『音大生・音楽家のための英語でステップアップ』の、中国語・日本語版。音楽という共通の話題を軸に、日中双方の読者が互いの言語と文化を学べる一冊です。 广受好评的《音大生・音乐家英语进阶》的中日双语版。以音乐这一共同话题为轴,让中日双方的读者都能学习彼此的语言与文化。

01

物語で読む、40のシーン 用故事读完40个场景

主人公は、日本の大学院で学ぶ中国人留学生・李丹。入試の面接から、レッスン、研究発表、演奏会、そして卒業後まで。単語の羅列ではなく、場面のなかで「生きた日本語表現」が身につきます。 主人公是在日本读研究生的中国留学生李丹。从入学面试、专业课、研究发表、音乐会,一直到毕业之后。不是单词的罗列,而是在具体场景中掌握“活的日语表达”。

02

見開きで、日本語と中国語 跨页对照,日语与中文

日本語の文章と中国語の文章が、全編にわたって併記されています。著者は「はじめに」でこう書いています。日本語がまだ苦手な人は、中国語だけを読んで物語を楽しめばいい。日本語に自信がある人は、中国語を見ないで読み進めてもいい、と。
(このページの右上にある「日中/日本語/中文」のボタンも、同じ考え方です。)
日语原文与中文全书对照呈现。作者在“前言”中写道:日语还不熟练的人,只读中文、享受故事的发展就好;对日语有信心的人,也可以不看中文,只用日语读下去。
(本页右上角的“日中/日本語/中文”按钮,也是同样的想法。)

03

日中の音楽用語の「ズレ」を埋める 填平日中音乐术语的“错位”

漢字が似ていても、意味や使い方は同じとはかぎりません。現代の日本では「トリル」「アクセント」のような外来語が定着していて、「颤音」「重音」はそのままでは通じない。そのズレを一つずつ埋めていきます。 汉字相似,意思和用法却未必相同。在当今日本,“トリル”“アクセント”这类外来语已经固定下来,直接说“颤音”“重音”并不通。本书逐一填补这些错位。

04

音楽家として、社会に出るために 作为音乐家,走向社会

語学書としてだけではありません。研究の進め方、聴衆に届く演奏会のつくり方、卒業後のキャリア。音楽と社会がどう関わるのかを、留学生活の物語のなかで考えていきます。 不只是语言学习书。研究的推进方法、能打动听众的音乐会该怎么做、毕业后的职业道路——在留学生活的故事中,思考音乐与社会的关系。

Words

同じ漢字でも、通じない。 汉字相同,却讲不通。

中国語の音楽用語を、そのまま日本語に持ち込むと通じないことがあります。本書で解説されている例の一部です。 把中文的音乐术语直接搬进日语,往往行不通。以下是书中讲解的一部分例子。

颤音 トリルtrill
重音 アクセントaccent
大调 / 小调 長調 / 短調major / minor
小节 小節楽譜のまとまり
音节 音節ことばのまとまり
红蜻蜓 赤とんぼ日本の童謡

巻末には「音楽の用語」「楽譜の用語」「楽器の用語」の一覧を収録。このほか、奨学金の制度や、「卒業」と「修了」の違いなど、日本の大学制度についての解説も収められています。 卷末收录“音乐术语”“乐谱的术语”“乐器术语”一览。此外,书中还讲解了奖学金制度,以及日语中“卒業”与“修了”的区别等日本大学制度的相关内容。

Contents

留学のはじまりから、
社会に出るまで。
从留学的起点,到走向社会。

全8章、各章5節。合わせて40の場面が、ひとつの物語になっています。中国の音楽大学を卒業した李丹が、日本の大学院に留学し、さまざまな経験を重ねて音楽家として成長していく物語です。各章の終わりにはコラム欄があります。 全书共八章,每章五节,40个场景串联成一个完整的故事:毕业于中国音乐学院的李丹,前往日本的研究生院留学,在种种经历中成长为一名音乐家。每章末尾设有专栏。

  • 1音楽学院では何を専門に勉強したのですか?你在音乐学院学习的是什么专业?
  • 2日本語はどのようにして勉強しましたか?你的日语是怎么学的呢?
  • 3大学院で何を勉強したいですか?在研究生院你想学些什么呢?
  • 4大学院を修了したらどうしますか?硕士毕业后,你有什么打算?
  • 5何か心配なことはありますか?有什么令你担心的吗?
  • コラム「来日留学前に準備しておくべきこと」と「面接試験の目的」「赴日留学前应做好的准备」与「面试的目的」
  • 1卒業演奏ではどんな曲を歌いましたか?毕业演出时,你唱的什么曲目?
  • 2イタリア語で歌えるオペラのアリアはありますか?你有没能有用意大利语演唱的歌剧咏叹调呢?
  • 3少し単調ですね。強い音節を特に強調して。有点儿单调了些,来特别强调一下重音节部分。
  • 4前半と後半の4小節はどのような関係になっていますか?前4小节与后4小节之间存在着什么样的关系呢?
  • 5単語だけでなくて、文の中にも強い所と弱い所があるのですね。不仅是单词,句子里也有强弱变化啊。
  • コラム音楽留学する際に、日本語はどの程度できるといいか?赴日留学时,日语需掌握到何种程度?
  • 1声楽の方の伴奏ははじめてです第一次为声乐伴奏
  • 2日本語の詩を読んでみましょう。读一下日语的歌词吧。
  • 3臨時記号のついた音は大切に弾く弹奏时,要特别重视带有临记号的音。
  • 4古い時代のアクセントが残っているのですね。这也就保留了古时代的声调了呢。
  • 5人それぞれに音楽を聴けばいいのです。乐者心声,各闻其意。
  • コラム「日本の西洋音楽の導入」と「日本の音楽用語」「日本对西洋音乐的引进」与「日本音乐术语」
  • 1旋律を意識しなくてはだめです。必须要有旋律意识。
  • 2声を出して歌いたくなりました。让人情不自禁地想唱出声来。
  • 3ショパンが「ピアノの詩人」と呼ばれる理由もわかりますね。现在明白肖邦为何被称为“钢琴诗人”了吧。
  • 4歌詞をつけてみてもいいかもしれませんね。或许可以尝试填词呢。
  • 5「無言歌」が聴こえました。我听到了“无词歌”。
  • コラム日本音楽留学のメリットとデメリット赴日音乐留学的利与弊
  • 1リサーチ・クエスチョンを説明すればいいのですね。把研究问题说明白了就行呗?
  • 2ネット上に上がってこない情報もたくさんあるからね。因为网上也有很多信息是搜不到的。
  • 3楽譜を比較することが必要なのです。有必要对乐谱进行对比。
  • 4私たちで中国語に訳してみようよ。我们来试着翻译成中文吧。
  • 5「赤とんぼ」ですが中国でも大変よく知られた曲です。《红蜻蜓》在中国也是一首非常著名的歌曲。
  • コラム異文化の音楽が「身近」に変わる瞬間异文化音乐变得「亲近」的瞬间
  • 1本番まで半年あるので準備もできそうだね。离正式演出还有半年的时间,看来准备也能做好了。
  • 2演奏会のテーマは『日本と中国の歌:「赤とんぼ」と「茉莉花」』だね。演奏会的主题是《日本与中国的歌曲:“赤とんぼ”与“茉莉花”》
  • 3ドレミファソラシドとの違いを体験してもらうといいね。能体验到和“do re mi fa sol la si do”的区别就好了。
  • 4会場の人はすでに「茉莉花」の旋律を覚えておられるよ。观众已经把《茉莉花》的旋律记在心里了噢。
  • 5演奏会全体の構成がよかったと思います。我觉得音乐会的整场构思非常出色。
  • コラム「音楽の力と音楽を聴く力」と「知識より体験を」「音乐的力量与聆听音乐的能力」与「体验重于知识」
  • 1中学校で演奏会をやっていただけないか能否请你們到初中來举办一场音乐会呢?
  • 2社会科と音楽科というふたつの科目をいっしょにする把社会和音乐这两门学科结合起来。
  • 3中国語について生徒さんに知ってもらいたいの。我想让学生了解一些中文。
  • 4もっと中国語らしく発音してみましょう。我们试着用更地道的中文来发音。
  • 5どうして日本の歌と中国の民謡が同じように聴こえるの?为什么日本的歌曲和中国的民歌听起来会很像呢?
  • コラム「社会に根差した音楽と音楽活動」と「人生と音楽の折り合い」「扎根社会的音乐与音乐活动」与「人生与音乐的平衡之道」
  • 1音楽がわかった! というときの感動だね。就是:“我懂音乐了!”的那一刻的感动吧。
  • 2私、胸が熱くなるんです。我心里感到一阵激动。
  • 3子どもたちから宝物をもらったのです。我从孩子们那里收获了珍贵的宝物。
  • 4クラウドファンディングで活動資金の調達をしたいと思います我打算通过众筹来筹集活动资金。
  • コラム日本で音楽を学んで、帰国後に役にたつこと在日本学习音乐及其回国后的价值

巻頭に「はじめに」「あらすじ」、巻末に「音楽の用語」「楽譜の用語」「楽器の用語」の一覧を収録。
※ 目次は、スタイルノート公式の書籍詳細ページに基づいています。
卷首设有“前言”与“梗概”,卷末收录“音乐术语”“乐谱的术语”“乐器术语”一览。
※ 目录依据Stylenote官方网站的图书详情页。

Language & melody

ことばの高さが、旋律をつくる。 语言的高低,塑造了旋律。

「赤とんぼ」の冒頭の「あ」が下がる旋律になっているのは、作曲された当時の日本語のアクセントがそう発音されていたから。本書はここから、言葉と音楽の関係に踏み込んでいきます。 《红蜻蜓》开头的“あ”之所以配上下行的旋律,是因为作曲当时的日语就是这样发音的。本书由此深入语言与音乐的关系。

中国語 ─ 四声汉语 ─ 四声

mā 妈má 麻mǎ 马mà 骂 第一声第二声第三声第四声
1つの音節の中の上がり下がりで、意味が変わります。 一个音节内部的升降,决定了意思。

日本語 ─ 高低アクセント日语 ─ 高低音调

あ め(雨)あ め(飴) 高 → 低低 → 高
語の中の、どこが高いか。それで意味が変わります。 词中哪个位置读得高,意思就随之改变。

本書では、日本の名曲「赤とんぼ」を中国語に翻訳して歌うときに、旋律の上がり下がりと中国語の四声をどう違和感なく一致させるか、という翻訳の工夫も紹介されています。
※ 上の図は、説明のためのイメージです。
书中还介绍了把日本名曲《红蜻蜓》译成中文演唱时,如何让旋律的起伏与汉语的四声自然吻合的翻译巧思。
※ 上图为示意图。

FROM THE OBI / 腰封より 音楽と社会がどう関わっていくのか、
音楽家として社会にどう出て行くのか。
音楽キャリア・ストーリーとして役立ちます。
音乐与社会之间的关联解析。
探讨作为音乐家该如何走向社会。
有助于构建音乐职业发展的故事脉络。

For Japanese readers

中国語を学びたい方にも。 也献给想学中文的读者。

本書は、一方通行の語学書ではありません。音楽に関する専門的な中国語表現、外国人の名前を中国語でどう音訳するか(バッハ=巴赫)、四声と旋律の関係まで。日本語を母語とする読者にとっても、中国の音楽文化に触れる教材になります。 本书并非单向的语言教材。音乐方面的专业中文表达、外国人名如何音译成中文(巴赫=Bach)、四声与旋律的关系——对以日语为母语的读者来说,同样是接触中国音乐文化的好教材。

Authors

著者について 关于作者

久保田 慶一くぼた けいいち
久保田庆一

東京藝術大学音楽学部、同大学大学院修士課程を修了。音楽学博士(東京藝術大学大学院)。東京学芸大学教授、国立音楽大学で学校長・副学長、東京経済大学客員教授を経て、現在、日本大学大学院講師、放送大学講師。 毕业于东京艺术大学音乐学部及该校研究生院硕士课程,音乐学博士(东京艺术大学研究生院)。历任东京学艺大学教授、国立音乐大学校长及副校长、东京经济大学客座教授,现任日本大学研究生院讲师、放送大学讲师。

おもな著書 『新・音楽とキャリア』『14歳からの新しい音楽入門』、共著に『音大生・音楽家のための英語でステップアップ』(スタイルノート)、共訳書にエリック・ブース『ティーチング・アーティスト:音楽の世界に導く職業』(水曜社)、『音楽で世界を変える』(スタイルノート)など多数。

賈 麗丹じゃー りだん
贾丽丹

中国・瀋陽音楽学院民族声楽系卒業。同学院民族声楽系にて教鞭を執る。朝日奨学金を得て、東京学芸大学大学院教育学研究科で学ぶ。留学中、中国民族音楽コンサートや日中友好交流活動の企画・参加を通じ、両国の音楽文化交流の促進に取り組んだ。帰国後、瀋陽音楽学院音楽教育系声楽講師として後進の指導をする。また同学院国際交流部門に日本語通訳者として携わり、多くの日中大学間交流・相互訪問事業の推進に寄与した。現在は、声楽指導、日中両国の音楽会の企画・出演、訪日留学生の指導および文化交流活動に力を注ぐ。 毕业于中国沈阳音乐学院民族声乐系,并于该系任教。获朝日奖学金,赴东京学艺大学研究生院教育学研究科学习。留学期间,通过策划并参与中国民族音乐会与中日友好交流活动,致力于推动两国音乐文化的交流。回国后,任沈阳音乐学院音乐教育系声乐讲师,指导后辈;同时在该学院国际交流部门担任日语翻译,推动了众多中日高校间的交流与互访项目。现致力于声乐教学、中日两国音乐会的策划与演出、赴日留学生的指导以及文化交流活动。

音楽を架け橋として、日中友好の促進に努めている。 以音乐为桥梁,致力于促进中日友好。

Book data

書誌情報 图书信息

書名书名 中国人音大生・音楽家のための日本語でステップアップ面向中国音乐专业学生・音乐家 日语进阶
副題副标题 音楽留学で役立つ日本語会話40シーン音乐留学实用日语会话40场景
著者作者 久保田慶一・賈麗丹久保田庆一・贾丽丹
体裁开本 B6判/272頁B6开 272页
定価定价 3,300円(税込)3,300日元(含税)
ISBN978-4-7998-0228-1
発売日出版日期 2026年5月27日2026年5月27日
発行出版 スタイルノートStylenote

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言葉の壁を越えて、音楽へ。 跨过语言的墙,走向音乐。

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