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「学習内容」と「学習活動」を分ける
発声練習もパート練習も、それ自体が目的ではありません。音楽科は、明確な学習内容がなくても、生徒が好きな曲を楽しそうに歌っていれば授業が成立したように見えてしまう教科。この区別を曖昧にしたままでは授業は成り立たない、と著者は説きます。
音楽科教員として生きる
学校で音楽を学ぶ理由に答える授業づくり
児童生徒からのこの問いに、言葉を濁さず答えられるでしょうか。
これから教壇に立つ学生や初任者の音楽科教員に向けて、学校教育に音楽科が存在する意味を、
日々の実践に即して説き明かした一冊です。
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For you
音楽は多くの生徒にとって身近な「趣味」です。だからこそ、好き嫌いで授業への態度が決まってしまいがち。けれど授業はあくまで「学習」であり、好みに合わない曲であっても確かな変容をもたらさなければなりません。
教師が毅然と答えられないままでは、生徒が音楽の授業に意味を見出せるはずがない。そして答えは言葉だけでなく、日々の授業そのものを通して実感させるもの。本書はその一点を貫いています。
Four views
「この曲で何を教えるか」を定めた瞬間に、楽曲ははじめて教材になります。本書は、その手前にある考え方から順に組み立てていきます。
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発声練習もパート練習も、それ自体が目的ではありません。音楽科は、明確な学習内容がなくても、生徒が好きな曲を楽しそうに歌っていれば授業が成立したように見えてしまう教科。この区別を曖昧にしたままでは授業は成り立たない、と著者は説きます。
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教科書の楽曲は、そのままでは教材ではありません。「この曲で何を教えるか」を定めた瞬間に、はじめて教材になる。〈共通事項〉を視点に自らの耳で音楽の特質を見抜く方法を、学習内容の創出から学習活動、評価の設定まで一続きで示します。
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テストで測れる「見えやすい学力」に偏らず、豊かな情操や感受をどう育てるか。鑑賞指導が「言葉探し」に陥ることを防ぐ〈キャッチコピーの生成〉という具体的な提案も収められています。
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学級担任、保護者との関わり、進路指導、特別活動、校務分掌、給食、清掃、音楽室の管理、部活動。単独配置となることの多い音楽科教員が、学校の中でどう生きるかの全体像を丁寧に描きます。
FROM THE OBI / 帯より
音楽科ならではの「見えづらい学力」、特別活動、
学級経営などへの対応にも目を向けて
Contents
「音楽科はなぜ必要か」という問いから始まり、授業づくりの具体、そして教師としての日々へと進みます。
CHAPTERS Ⅰ - Ⅲ
CHAPTERS Ⅳ - Ⅵ
巻末には、小学校第一学年 頭声的発声への移行の流れ、音楽科指導案の鑑賞事例も収録。
「あとがきにかえて」では、ICT・AI時代における音楽科の使命が語られます。
あとがきにかえて
労力と時間をかけ、苦悩とささやかな達成感を
行き来しながら、音楽と向き合う。
その実感の積み重ねが、人生を支える。
ICTやAIが急速に広がるいま、人が音楽を習得する過程には「時間と実感」があります。やがてその音楽は、その人の人生の記録映像のBGMになっていく。音楽科教育に携わる意味が、この一節に凝縮されています。
Author
Book data
| 書名 | 音楽科教員として生きる |
|---|---|
| 副題 | 学校で音楽を学ぶ理由に答える授業づくり |
| 著者 | 山﨑正彦 |
| 体裁 | A5判/168頁 並製 |
| 対象 | 教職課程の学生、初任者、現職の音楽科教員 |
| 定価 | 2,640円(税込) |
| ISBN | 978-4-7998-0230-4 |
| 発売予定日 | 2026年9月25日 |
| 発行 | スタイルノート |
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