伊藤 喜久治(編)
A4変型判 82頁 並製
定価 5,280円 (内消費税 480円)
ISBN978-4-903238-28-9 C3047
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奥付の初版発行年月 2009年03月 書店発売日 2009年04月06日 登録日 2010年02月18日
第16回腸内フローラシンポジウムの論文及び討論を集めた論文集。発行元はヤクルト・バイオサイエンス研究財団。
第16回腸内フローラシンポジウムの論文及び討論を集めた論文集。「粘膜免疫と共生微生物間における相互制御について」清野宏(東京大学医科学研究所)、「硝酸塩、バクテリア、そしてヒトの健康」Jon Lundberg(Karolinska Institute, Sweden)、「腸粘膜免疫とプロバイオティクス」八村敏志(東京大学大学院農学生命研究科)、「上皮細胞と樹状細胞の相互作用と細菌への対応」Maria Rescigno(European Institute of Oncology, Italy)、「プロバイオティクス、腸内細菌による腸管上皮細胞傷害の防御」河田則文、「大腸内における短鎖脂肪酸の生成とその生理作用」佐藤直。以上の各論文を収載。
1.粘膜免疫と共生微生物間における相互制御について
清野 宏(東京大学医科学研究所)
1.ユニークでダイナミックな粘膜免疫
2.腸管免疫の中心がパイエル板とM細胞
3.パイエル板がなくても誘導されるIgA
4.腸内フローラが誘導制御するM細胞も
5.お米を使った新しい粘膜ワクチンの開発
6.数々の利点を持つ次世代型のお米ワクチン
討 論
2.硝酸塩、バクテリア、そしてヒトの健康
JonLundberg(KarolinskaInstitute,Sweden)
1.要 約
2.硝酸の由来と腸管口腔循環
3.胃内におけるNO産生とその生理的な役割
4.腸内共生細菌によるNO産生
5.全身性の循環と組織におけるNOへの亜硝酸還元
6.結 論
文 献
討 論
3. 腸粘膜免疫とプロバイオティクス
八村 敏志(東京大学大学院農学生命研究科)
1.要 約
2.序
3.材料と方法
4.成 績
5.考 察
謝 辞
文 献
討 論
4.上皮細胞と樹状細胞の相互作用と細菌への対応
MariaRescigno(EuropeanInstituteofOncology,Italy)
1.要 約
2.腸管のバリア
3.免疫担当細胞と恒常性
4.免疫細胞と細菌の相互作用
5.疾患予防および治療におけるプロバイオティクス
6.上皮細胞と樹状細胞の相互作用制御におけるプロバイオティクス
7.最後に
文 献
討 論
5.プロバイオティクス、腸内細菌による腸管上皮細胞傷害の防御
河田 則文
1.要 約
2.はじめに
3.Kupffer細胞による生体防御
4.Kupffer細胞活性化による肝障害メカニズム
5.エンドトキシンは肝臓を障害するだけか?
6.内皮細胞による生態防御
7.樹状細胞による生体防御
8.肝硬変における生体防御
9.まとめ
文 献
討 論
6.大腸内における短鎖脂肪酸の生成とその生理作用
佐藤 直
1.要 約
2.はじめに
3.材料と方法
4.結 果
5.考 察
謝 辞
文 献
討 論
総合討論
SUMMARY:IntestinalFloraandGutBarrier-system
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