水野 信男(著)
四六判 236頁 並製
定価 2,200円 (内消費税 200円)
ISBN978-4-903238-10-4 C0073
在庫あり
奥付の初版発行年月 2007年04月 書店発売日 2007年04月16日 登録日 2010年02月18日
『邦楽ジャーナル』誌にかつて連載された地球音楽随想のうち未書籍化のエッセーを中心に、山陰中央新報、神戸新聞、讀賣新聞の文化欄や雑誌『本のひろば』などへの寄稿文を収載。さらには最近の書き下ろし原稿もくわえた。
文化関連人物論、音楽教育論のほか、音の風物詩ないしは音楽に関わる身辺雑記等、一音楽学者の体験した音と音楽への直観的世界が広がっている。
文体は読みやすく、音楽や文化について幅広い視点から考察を展開している。
第1章 〜 四季のかなでる音
花にうかれて
〈おぼろ月夜〉の拍子について
季節をあじわう
雨音にひたりながら
プロヴァンスのセミ
秋の大和路へ
晩秋、音の歳時記
第2章 〜 民俗芸能探訪
隠岐国分寺の蓮華会舞
百番の舞と神楽歌
久見神楽 みちのく躍動
上鴨川住吉神社神事舞と備中神楽
第3章 〜 海外の音楽
カッワーリー
パレスチナの歌
カクラバ・ロビとホセ・マセダ
エジプト音楽団の来日
シルクロード音楽の旅
聖地エルサレムのミレニアム
グラナダ残照
シュトックハウゼン
ホーメイ
グリオとコラ
シチリア島のマリオネット
モロッコ、南部へ
第4章 〜 音楽人
土の響き
考古学者の音楽研究
平井澄子さん
和太鼓とともに
三橋貴風さん
現代音楽と邦楽器
出雲の笛師
第5章 〜 声と楽器
八雲琴
太鼓の魅力
浪曲十八番
地歌箏曲の演奏会
テルミン
ウル出土のリラ再考
ラナート・エーク
第6章 〜 音楽教育を考える
新・音楽教育事始め
やさしいガムラン教室
幼児に邦楽を与える
子どもたちの邦楽体験
カッワーリーを演ずる子どもたち
邦楽教官の着任
学校音楽が変わる!
邦楽は消滅した?
学校音楽が変わる!後日譚
第7章 〜 音楽悠々
即興演奏・賛
現代人の音楽嗜好
アマチュア時代の国際交流
フォーラム「アジア音楽の旅」
〈四分三十三秒〉
カラオケ談義
ソナタ形式と邦楽
能楽《蓮如》
音楽に国境はあるか?再々考
ブリコラージュ
あとがき
在庫あり
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