永野 光浩(著)
A5判 208頁 並製
価格 2,200円 (内消費税 200円)
ISBN978-4-7998-0178-9 C1073
在庫あり
書店発売日 2019年10月31日 登録日 2019年10月14日
自宅録音(制作)でも音のクオリティを上げる方法を紹介。アマチュアでもプロ並みの音を生みだすことができるテクニックを「環境編」「アレンジ編」「サウンドメイキング編」で紹介。著者が実践してきたノウハウを丁寧に解説。
録音専用スタジオを使って、プロのアレンジによる作品をレコーディングすればクオリティの高い音ができるのは当たり前のこと。本書は、自宅録音(制作)でもクオリティを上げる方法を紹介。プロもアマチュアも使用機器に大きな違いはない時代だからこそできるテクニックが書かれている。その内容は、著者が制作環境とアレンジの両面にわたって実践してきたクオリティ・アップのノウハウを解説する形で書かれている。高いスタジオ料金を払わなくても、本書のさまざまなアイデアを駆使すれば、自宅でも十分にクオリティを上げることができるだろう。『耳コピ力アップ術』や『音を大きくする本』など、時代に左右されないロングセラーを出し続けている著者ならでは音にこだわった1冊。
第1章 環境編
・電源プラグには適正な向きがある
・3極電源プラグについて
・200V電源導入
・安定化電源
・電源コードで音は変わるか
・変動を少なく
・オーディオコードの向き
・グレードの高いオーディオコードを使おう
・ケーブルを自作してみよう
・モニターシステム
・掃除をしよう
・熱対策
・オーディオインターフェース
・プラグイン・ソフトをそろえよう
・アンテナを張る
第2章 アレンジ編
・ロー・インターバル・リミテッドをクリアしよう
・ベロシティはアクティブに
・音符の発音タイミングに気を配る
・音の長さに気を配ろう
・リアルタイム入力のススメ
・ボイシング
・各パートをメロディのように考える
・その楽器らしく入力する
◉ギター
◉ベース
◉鍵盤楽器
◉ストリングス
◉ブラス
第3章 サウンドメイキング編
・楽器がその楽器の音に聞こえる理由
◉倍音について
◉音を特徴づける3つの要素
・シンセサイザーやソフト音源の編集のコツ
・ミキシングのコツ
・パン(左右)
・周波数帯域
・時間
・遠近感のあるミキシング
・作りたい曲のイメージを明確にする
録音専用スタジオを使って、プロのアレンジによる作品をレコーディングすればクオリティの高い作品ができる。これは当たり前だ。しかし、考えてみればいったい何が違うのだろう。自宅録音でクオリティを上げる方法はないのだろうか。プロのアレンジャーはどんなスキルをもっているのだろうか。今の時代、プロもアマチュアも使用機器に大きな違いはないように思える。
本書は、これまで私が制作環境とアレンジの両面にわたって実践してきたクオリティ・アップのノウハウを解説した本だ。高いスタジオ料金を払わなくても、さまざまなアイデアを駆使すれば、自宅でもじゅうぶんにクオリティを上げることができる。本書の前身となる『新・プロの音プロの技〜自宅録音派なら誰でも知っておきたい基礎知識〜』の“まえがき”の最後に次のように書いた。
要は、私たち自宅録音派には、“できることは何でもやってみる”の精神が必要なのだ。それを1つひとつ紹介していくのが、本書の目的だ。それぞれはほんの小さなことかもしれないが、「ちりも積もれば山となる」だ。
この考え方は本書でもそのままである。
第1章が環境編。電源のこと、ケーブルのことを中心に良い音を出すためのノウハウを解説している。お金をかけずに今すぐにクオリティを上げられる項目もあるが、費用のかかる項目もある。全部を一度にクリアする必要はなく、はじめやすいところからはじめればいい。
第2章がアレンジ編。アレンジをする際にはどのようなことに気をつけなければならないかを中心に解説している。シーケンスソフトを使った解説が中心となるが、ご自身で楽器を演奏する際にもじゅうぶん参考になると思う。
第3章がサウンドメイキング編。そもそも音とはどういうものか。それを知ることがシンセサイザーやソフト音源の編集には不可欠であり、ミキシングの考え方の基盤になる。それを順を追って解説している。
一昔前には考えられないことでしたが、昨今ではプロもアマチュアも制作環境に大きな違いがなくなってきました。同じソフトを使って制作をしていることは珍しくありません。また、機器についても値段が安くなってプロが愛用する機器をアマチュアの人も使えるようになってきました。しかし、やっぱりプロの作った音とアマチュアの作った音には大きな差のあることが多いようです。
何が違うのか、自宅録音でクオリティを上げる方法はないのか、アレンジの違いなのか、特別なスキルがあるのか、そうした疑問に本書は答えてくれます。著者は「私たち自宅録音派には、“できることは何でもやってみる”の精神が必要なのだ」書いています。そして、「それを1つひとつ紹介していくのが、本書の目的だ」とも書かれています。
第1章は環境編です。電源のこと、ケーブルのことを中心に良い音を出すためのノウハウを解説しています。
第2章はアレンジ編。アレンジをする際にはどのようなことに気をつけなければならないかを中心に解説しています。シーケンスソフトを使った解説を中心にしていますが、楽器を演奏する際にもじゅうぶん参考になるはずです。
第3章はサウンドメイキング編。そもそも音とはどういうものか。それを知ることがシンセサイザーやソフト音源の編集には不可欠で、ミキシングの考え方の基盤になります。
本書を活用して、プロの音をおおいに楽しんでください。
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