目黒 真二(著)
B5判 304頁 並製
定価 2,860円 (内消費税 260円)
ISBN978-4-7998-0172-7 C1004
在庫あり
書店発売日 2019年02月21日 登録日 2019年01月28日
2019年2月に発売された『基礎からわかるCubase AI10/LE10』。その後、Cubase AI10は2019年12月にアップグレードが発表され「Cubase AI10.5」となりました。基本的な操作方法などは変わりませんが、画面表示の変更などもあるため、本書をバージョン10.5でも活用できるように、変更部分を説明したPDFを作成しました。
無料でどなたでもご覧いただくことが可能です。ぜひ参考にしていただいて、Cubase AI10.5のさらなる活用に役立てば幸いです。
人気音楽制作ソフトCubaseAI10/LE10の解説書。接続方法から設定の仕方、基本的な入力方法、ドラッグ&ドロップで伴奏を作る方法まで、活用方をガイド。同じ操作方法のCubase上位グレードにも活用できる。
DAWソフト(DTMソフト)の代表格とも言われるCubase(キューベース)。その中でも特別なグレードなのがCubase AIとLE。様々な音楽制作器機を購入すると付属してくるソフトで、多くの人がすでに持っているだろう。その最新版、Cubase AI 10とLE 10の使い方をわかりやすく、特にMIDI入力やオーディオ録音等、初心者がわかりやすいように解説した。器機の接続方法から、「コードトラック」や「ループブラウザー」を使ってドラッグ&ドロップだけで簡単に伴奏を作る方法、ボーカロイドとの連携、人気シンセMODXでの活用法など、Cubaseを活用する方法を丁寧に解説した。また、DAWソフトの中でも一番の人気を誇るCubaseシリーズは、どのグレードも操作の基本は同じ。上位グレード(Cubase Pro 10、Artist 10、Elements 10)ユーザーも、本書でCubaseシリーズの基本操作を習得することができる。多くのCubaseユーザーに役立つガイドブック。
図解 コレがCubase AI/LE 10だ!
・演奏や情報を記録したり機能を割り当てたりする「トラック」
・演奏(MIDI)データやオーディオデータを収納する「イベント」
・ソフトウェア音源
・幅広いジャンルに対応する「VSTインストゥルメント」
・入力から編集までをサポートする「MIDIエディター」
・微調整から、綿密な編集までをこなす「オーディオ編集機能」
・プログレードの「ミキサー」
・音作りに欠かせない「オーディオエフェクト」
・すばやいトラック制作を可能にする「MediaBay」「Loop/Soundブラウザー」
・幅広いメディアに対応する「読み込み/書き出し」機能
・メロディーと歌詞を打ち込むだけで歌ってくれる「ボーカロイド」との連携
はじめに
本書について
Chapter 1:Cubaseを使うための設定 〜起動とプロジェクト/デバイス設定
・パソコンと各機器の接続
・Cubaseの起動とプロジェクトの作成
・プロジェクトの設定
・オーディオデバイスの設定
・MIDIポートの設定
・オーディオコネクション設定
・音を鳴らしてみよう
Chapter 2:Cubaseをマスターするために 〜Cubaseのウィンドウ構成と基本操作
・Cubaseのプロジェクトウィンドウの構造
・ツールの選択
・イベントを適正な位置に作成または移動するスナップ設定
・新規トラックの作成
・新規イベントの作成
・複数のデータ/イベントの選択
・プロジェクト/エディター内の拡大と縮小
・ウィンドウのスクロール
・コピー&ペースト(コピペ)
・複製
・エフェクトのプリセットなどをすばやく見つける「フィルター」の表示
・選択した音色を確認する方法
・再生などトランスポートの操作
・MIDIエディターの表示
・サンプルエディターの表示
・クオンタイズプリセット
・クオンタイズ
・MediaBay/Loopブラウザー/Soundブラウザーの表示
・サイクル再生
・メトロノームとテンポの設定
・元に戻す(アンドゥ)/再実行(リドゥ)
・プロジェクトの保存
・プロジェクトを閉じる
・プロジェクトを開く
Chapter 3:コードトラックを使って簡単! 伴奏作り
・コードトラックの準備
・コードを入力する
・コードの音を鳴らす
・コードトラックをエレピのパートに変換する
・エレピのパートからベース・パートを作成する
・ギター・パートの作成
・トラックの名前をパート名に変更する
・保存
Chapter 4:付属のループファイルでドラム・パートを作成しよう
・ドラム・パートをループで作成する
・〔応用〕ドラムエディターで思いどおりのドラムパターンを作成する
・〔コラム〕あれ? プロジェクトを開いたら、いつもと画面が違う……?
Chapter 5:メロディを入力しよう(1) 〜リアルタイム入力編
・メロディの入力をはじめる前に
・入力前の準備
・リアルタイム入力の実践
・入力したMIDIデータの編集方法
Chapter 6:メロディを入力しよう(2) 〜ステップ入力編
・ステップ入力の準備
・ステップ入力の実践
・〔応用〕入力したMIDIデータをボーカロイドで歌わせる方法
・〔コラム〕あれ? さっきまで作っていたプロジェクトが反応しない?
Chapter 7:メロディを入力しよう(3) 〜オーディオ録音編
・エレキギター録音編
・ボーカル録音編
・〔応用〕シンセサイザーなどのライン楽器をステレオで録音する方法
Chapter 8:オーディオデータの編集
・オーディオデータのタイミングを修正する
・イベントの状態でオーディオデータを編集する
・オーディオデータのテンポを変更する
・サンプルエディターを開いてオーディオデータを編集する
Chapter 9:ミックスでカッコいいサウンドに仕上げる 〜ミックスから書き出しまで
・ミキサーを理解する
・ミックスの準備
・ミックスの実践その1・パン
・ミックスの実践その2・ボリューム
・ミックスの実践その3・エフェクト
・ミックスの実践その4・仕上げ
・書き出し
・すばやい書き出し範囲の設定方法
Chapter 10:制作のヒント
・独自のキーボードショーカットをアサインして快適に操作しよう!
・トラックが多くなったらグループチャンネルトラックでまとめよう!
・動きが重い! 止まってしまう! そんなときにはフリーズトラックを
・移調してキーをあわせよう!
・オートメーションを使って躍動的なミックスを!
・MODXとの接続、設定、入力、活用法
索引
Cubase AIとCubase LEは、プロのクリエイターたちにも人気のあるDAWソフト、Cubaseシリーズの中で機能の限定されたグレードです。Cubase AI/LEを単体で購入することはできませんが、オーディオインターフェースやミキサーなど、ハードウェアを購入すると付属しています。Cubase AI/LEが付属しているのでそのハードウェアを購入したという方もいれば、たまたま購入したハードウェアにCubase AI/LEがついていた、という方もいらっしゃるでしょう。そんなCubase AI/LEを使って、すぐに曲作りができるように解説したのが本書です。
「無料で付いてくる」「機能限定グレード」とはいえ、さすがCubaseシリーズ、その機能は優秀です。Cubaseシリーズ特有の機能「コードトラック」や付属しているドラムの演奏データ「ループファイル」を使えば、簡単に伴奏データが作成できます。さらにメロディをMIDIやオーディオなどで入力し、エフェクトをかけバランスを取り、オーディオデータに書き出すという、DAWで必要となる一連の基本操作が可能です。本書ではこういったDAWでの音楽制作の流れをていねいに説明するように心がけました。
また、メロディを別売りの「VOCALOID 5」とVOCALOID 5に付属する「VOCALOID4.5 Editor for Cubase」を使用して入力する手順についても解説しているので、ボカロファンの方にも楽しんでいただけるはずです。
本書では、Cubase AIを例に説明していますが、Cubase LEはもちろん、さらに上位グレードのCubase Pro、Cubase Artist、Cubase Elementsでも、同様の手順で操作できるので参考にしてください。
なお、この本は大変ご好評をいただいた前著『基礎からわかるCubase AI 9/LE 9』をもとに加筆修正したものです。メニュー名や画面の変更に対応しただけでなく、人気シンセMODXと接続する方法など内容も増強しました。2019年1月28日月曜日みなさんのお役にたてば幸いです。
DAWソフト(DTMソフト)の中でも人気の高いCubase(キューベース)。中でも無料で手に入るグレードとしてユーザーの多いCubase AI 10/LE 10を活用するための手法が書かれています。このグレードはオーディオインターフェースなどのハードウェア等を買うとついてきます。すでに持っているけれど、どう使えばいいのかわからないという方も多いはず。
そこで、本書では、インターフェースやPCとの接続方法や、様々な設定、Cubaseの画面の説明など、「音が出ない」と悩む人のために詳しく説明しました。メロディをリアルタイム入力、あるいはステップ入力で作成する方法をガイド。さらに、「コードトラック」「ループブラウザー」を活用してドラッグ&ドロップだけで簡単に伴奏を作る方法も紹介しています。他にも、マイク(ボーカル)やライン(ギター)を使って生の音を録音編集する方法も解説。そして、上手にミックスをして仕上げる方法、書き出しの手順もわかりやすく解説しました。制作に便利なヒントも掲載。本書があれば、Cubase AI 10/LE 10を使って音楽作りが楽しめます。
また、Cubaseシリーズは共通した操作性なので、Cubaseシリーズは共通した操作性なので、上位グーレドのCubase Pro 10、Artist 10、Elements 10をお持ちの方で、入力などの最初のところでうまいこと使えずに困っているという方の役にも立ちます。本書を活用して、Cubaseシリーズで多彩な音楽を創り上げてください。
なお、本書は好評いただいた『基礎からわかるCubase AI 9/LE 9』をAI 10/LE 10向けに、画面やメニュー名、操作方法など、追加変更となった部分を加筆修正したものです。さらに人気シンセMODXとの連携や、最新のVOCALOID5との新たな使い方なども解説。より充実した内容となりました。
在庫あり
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