スタイルノート楽譜制作部(著)
B5変型判 488頁 並製
価格 5,500円 (内消費税 500円)
ISBN978-4-7998-0156-7 C1004
在庫あり
奥付の初版発行年月 2016年12月 書店発売日 2016年12月14日 登録日 2016年11月26日
2016年12月14日に発売された『Finale version25実用全ガイド』。その後、Finale version25は2018年7月に機能が追加されたマイナーアップデート「Finale version25.5」が公開されました。それに対応した差分PDF『Finale version25実用全ガイド〈バージョン25.5差分〉』を作成しました。無料でどなたでもご覧いただくことが可能です。今回のアップデートで何が変わったか知るためにもぜひどうぞ。
楽譜作成ソフトの最高峰フィナーレの総合解説書。最新バージョンの機能全般を実用的な視点からわかりやすく解説。操作をしたい項目ごとに説明がまとまっており、各項目ごとに多くの「ヒント」と「注意」が書かれている。
楽譜作成ソフトの最高峰、Finale(フィナーレ)の総合的な解説書。最新のFinale version25の機能全般を実用的な視点から解説している。操作したい項目ごとに説明がまとまっており、わからなくなった時に参照しやすく作られているほか、関連項目も記載。各項目には、多くの「ヒント」と「注意」が書かれており、作業する際の参考になるように作られている。また、実際の楽曲から採った譜例がたくさん引用されているので、実践的な内容になっている点も特徴。ページ数が多いため、机の上で開いた時に勝手に閉じにくい特殊な製本となっている。Finale version25を使う際にパソコンの横に置いて活用して欲しい1冊。
はじめに
序章 基本操作
1・表示モード
2・拡大と縮小
3・スクロール
4・範囲の選択
第1章 五線の設定
1・新規ファイルの作成
2・五線
3・音部記号
4・調号
5・拍子記号
6・五線をくくる括弧
7・小節線
8・小節
9・パート名
10・小節番号
第2章 音符と休符
1・音符(休符)を入力する
2・臨時記号
3・付点
4・タイ
5・和音
6・連符
7・装飾音符
8・複声部
第3章 音符と休符の編集
1・削除
2・挿入
3・高さ
4・長さ
5・音符サイズ
6・符頭
7・符尾
8・連桁
9・コピー
第4章 歌詞
1・歌詞の入力手順
2・歌詞を編集する
3・そのほか
第5章 コードネーム
1・コードネームの入力手順
2・コードネームを編集する
3・フレットボード
第6章 音楽記号
1・発想記号
2・アーティキュレーション
3・変形図形
4・反復記号
5・記号入力テクニック
第7章 文字
1・曲情報
2・ページ番号
3・プレーンテキスト
4・文字の編集
第8章 レイアウト
1・レイアウトに便利な機能
2・ページ・サイズ
3・五線サイズ
4・小節割り
5・音符の配置
6・五線の配置
7・組段の配置
8・特殊なレイアウト
第9章 プレイバックとReWire
1・プレイバックする
2・音色
3・テンポ
4・HumanPlayback
5・ARIAPlayer
6・ReWireを利用する
第10章 MIDIデータ
1・MIDIデータを読み込む
2・MIDIデータを編集する
3・MIDIデータに書き出す
第11章 読み込みと書き出し
1・オーディオ・データ
2・画像ファイル
3・MusicXML
4・PDFファイル
5・MUSファイル
第12章 特殊な楽譜
1・ドラム譜
2・タブ譜
3・パート譜
第13章 環境設定
1・操作画面
2・起動
3・保存
第14章 FinaleScript
1・FinaleScriptでできること
2・プリセットを実行する(1)〜編集中のファイルへの操作〜
3・プリセットを実行する(2)〜複数ファイルへの一括操作〜
4・オリジナルのスクリプトを作成する
5・FinaleScriptをもっと便利に使う
索引
本書は、楽譜作成ソフトの最高峰ともいわれる、Finale version25の使い方を詳しく解説した本です。
基本的な楽譜を作るだけなら、Finaleが手順を示してくれることもあり、それほど難しくないかもしれません。しかし、その楽譜をちょっとでも自分の思うとおりに変えようとすると、とたんにわけがわからなくなってお手上げ…… という方は多いようです。
膨大なメニューや設定項目をどのように選び、どのように入力していけばよいのか。本書では楽譜作成の際、実際につきあたるケースをとりあげて解説しました。譜例も実際の作品から採用しています。もちろん、初心者の方にも利用していただくことができるように、基本操作もていねいに説明しました。
本書には多くの“注意”と“ヒント”が掲載されています。操作をするうえで注意しておかないといけないこと、あるいは「こんなやり方もあります」「こういうこともできます」といったワンポイントを数多く掲載しました。項目によってはそれらが重なることもありますが、必要なことは繰り返し載せました。この“注意”と“ヒント”を読むだけでも、Finaleをより深く使いこなすことができるはずです。ぜひ参考にして活用してください。
日本式の楽譜の表記方法についても関連する箇所で説明しています。日本で一般的に使われている楽譜には、日本独特の表記方法が使われていることがあります。おそらく多くの方が、ふだん何気なく目にしているものですが、それらは、Finaleの標準表記とは少し違うことがあるのです。ほんのちょっとした違いですが、この違いが見た目に大きな違いを与えます。“ヒント”にいろいろ載っていますのでぜひ参考にしてください。
Finale version25では、最新のOSに対応したのはもちろんのこと、プログラムの64bit化が大幅に進むなど将来を見据えた目には見えない改善が多数行われています。また、重複していた機能や時代に合わなくなったプラグイン等も整理されました。さらに、外部との連携機能であるMusicXMLの拡充やReWireの装備など、やはり今後の音楽制作環境を先取りした機能も追加されています。
“作れない楽譜はない”といわれるほどの高い機能を持つFinaleです。一方、使いこなすのは難しいともいわれています。高機能であるがゆえにどうしても操作は複雑ですが、自分が納得する楽譜を作るために、本書を参考にFinaleを上手に活用してください。
商業楽譜制作のプロ集団であるスタイルノート楽譜制作部が作る、楽譜作成ソフトの最高峰Finaleの総合解説書です。2016年12月14日に発売された最新版、Finale version25全体を網羅した解説書となっていて、説明がぎっしりつまっています。
今回のバージョン25では最新のOSに対応したのはもちろんのこと、プログラムの64bit化が大幅に進むなど将来を見据えた目には見えない改善が多数行われています。また、重複していた機能や時代に合わなくなったプラグイン等も整理されました。さらに、外部との連携機能であるMusicXMLの拡充やReWireの装備など、やはり今後の音楽制作環境を先取りした機能も追加されています。
各説明に付属する楽譜は実際の作品から採った本格派。説明のためだけの譜例ではなく、実際にはどう使われているのか、実用性をまず考えて作ってあります。
本書で特に注目していただきたいのが、各項目の「ヒント」と「注意」。必要なことは繰り返し載せました。この「注意」と「ヒント」を読むだけでも、Finaleをより深く使いこなすことができるはずです。そして、実際に楽譜を作るプロだからこそ気づく、ちょっとしたテクニックや気をつけたい点などがたくさん書かれています。また、日本の楽譜独特の表記方法で作成する方法についても各所で説明しています。
在庫あり
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