沼野 雄司(著/文 他)
A5判 176頁
定価 2,640円 (内消費税 240円)
ISBN978-4-276-13204-7 C1073
在庫あり
書店発売日 2017年09月11日 登録日 2017年07月14日
毎日新聞 朝刊 |
奥泉光氏推薦!「楽曲分析」の入門書。とりわけ「音楽形式」に関する分析について、最も基礎的な段階から考える。ファンダメンタル(原理的)な次元で考えるので、様々な音楽に応用できる。また、「ソナタ形式」「自由なソナタ形式」…などと現象を細分化するのではなく、差異よりも共通点を足がかりに分析しているので、分かりやすい。クラシック音楽を対象として、その「形式」に特化した分析を扱うけれども、随所でより大きな分析の世界を提示する。
はじめに
第1章 分割と再統合
第2章 同質/異質のグラデーション
第3章 反復パターンと形式の関係
第4章 3部形式のエクセサイズ:閉じられた/開かれた小宇宙
第5章 「超越的」な楽曲は存在するか?
第6章 ソナタ形式の憂鬱
第7章 ソナタ形式のエクセサイズ1:謎また謎の前編
第8章 ソナタ形式のエクセサイズ2:「お気楽さ」の真相に迫る
第9章 楽曲形式から見る西洋音楽史
インテルメッツォ1:ロマン派を省く理由
第10章 現代音楽の分析1:セリーとテクスチュア
第11章 現代音楽の分析1:密度と凝集度
インテルメッツォ2:新しい形式と記憶
第12章 現代音楽の分析2:悲劇とクラスター、あるいは、擬音とテクスチュア
あとがき
在庫あり
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