深山 尚久(著)
B5判 132頁 並製
定価 3,300円 (内消費税 300円)
ISBN978-4-7998-0224-3 C1073
書店発売予定日 2026年01月27日 登録日 2026年01月06日
音大教授・ヴァイオリニストによる、ヴァイオリンの練習法や演奏法などのお悩み解決書。音色や音程の悩みから腕の動かし方や久しぶりに演奏する際の悩みまで具体的に回答。初心者、子どもから年配の方まで幅広く対応している。
ヴァイオリン専門誌で大好評だった連載をまとめたヴァイオリン上達のための指南書。読むだけで「つまずきの原因」と「直し方」が見えてくる実践書です。個人でヴァイオリンレッスンに通っている人、大学オケやアマチュアオケでヴァイオリンを演奏している人などを対象に、弓が震える、音が硬い、ハイポジが苦手など、それぞれが陥りやすい失敗点、よくある悩みを具体的な動きと練習法で解決へと導きます。弓の重心や脱力といった身体の使い方も、日常のたとえ話を交えてわかりやすく解説。独学の方はもちろん、指導者にも“教え方のヒント”が詰まった一冊。著名オーケストラのコンサートマスターとして活躍し、現在は音楽大学でプロ奏者の育成に情熱を燃やす著者が、具体的な悩みを解決します。
・目からウロコのポイントチェック in 名古屋
・Case102
・Case103
・Case104
・Case105
・●質問コーナー(1)
●コラム1 オーケストラ考VolVI ボウイング付けについて―前編―
・Case106
音の変わり目で耳を澄まそう!
・Case107
長~い弓を想像してみる
●コラム2 オーケストラ考VolVII ボウイング付けについて―後編―
・新大阪での公開レッスンより
・Case108
・Case109
・Case110
・Case111
●質問コーナー(2)
・Case112
・Case113(東京にて)
手首だ、肘だ、と決めつけない
・Case114
・Case115
●コラム3 楽器をかまえるまで
・Case116
げんこつのイメージではない
・Case117
かえって弓を震えさせておく
●コラム4 音階の重要性について
・Case118
上の音を主にして5度をきれいに出す
●コラム5 ヴァイオリンにおける“品格”
・Case119
3ヶ所のポイントチェック
●コラム6 “ 開眼”とは
・Case120
・Case121
楽器は臨機応変に持たれている
●シリーズ:ヴァイオリンと似ているもの(1)包丁さばき
・Case122
苦手なことに、しっかり耳を傾けよう
●質問コーナー(3)
●シリーズ:ヴァイオリンと似ているもの(2)赤ちゃんをだっこする
・Case123
左手の腕も使って楽器を弾く
・Case124
公開レッスン in 松山
●コラム7 ケガをしてしまった時
・Case125
弓使いのテリトリーをふやすには?
●シリーズ:ヴァイオリンと似ているもの(3)書道
・Case126
増音程も得意な音程に
指の意外な癖は?
●質問コーナー(4)
授業の一環として、ミニ・コンサートとポイントチェック
・Case127
・Case128
・Case129
●コラム8 2007 ジャスタ・ストリング・セミナー in たてしな
・帯広アンサンブル・クリニックより
・Case130
●コラム9 ヴァイオリンコンチェルトの伴奏について
・Case131
やはり、手の甲を意識したい
●コラム10 レッスンを受けるにあたり
●シリーズ:ヴァイオリンと似ているもの(4)雇用関係
・Case132
鉛筆のキャップで悩み解消
●コラム11 福山における研修会より
・Case133
改良したら音の変化を察知しよう
・Case134
弓の角度だけでも音楽は変わる
●シリーズ:ヴァイオリンと似ているもの(5)日本刀
~センター・オヴ・パーカッション(打撃中心)という考え方~
●質問コーナー(5)
●シリーズ:ヴァイオリンと似ているもの(6)バランス芸
・Case135
“すっぴん”を見直そう
・Case136
弓の持ち方は、表現に大きく影響する
・Case137
レンガ一つひとつを大切に
・Case138
3度の音形の弾き方、裏事情
●コラム12 夏期講習におけるメリット ~子供にとって最大の思い出~
・Case139
スケールも確固たる音楽として受け止める
コンサートのポイントチェック~リサイタルを前に~
リサイタルのテーマ
リサイタルに向けての準備の仕方
ステージでのポイントチェック
演奏家の宿命
今、改めてポイントチェックとは。
目からウロコが落るためには……
同じ事を言っても、その時期によって理解が変わる
やはり音色を大切にすることが基本
ポイントチェックは永遠に
●シリーズ:ヴァイオリンと似ているもの(7)ゴルフ
おわりに
かつて「ストリング」という弦楽専門誌がありました。本書(第3巻)は、その「ストリング」に12年2ヶ月にわたって連載してきた「目からウロコのポイントチェック」の中から、2006年の1月号から2008年12月号までの3年間をまとめたものです。
本書も第1巻、第2巻と同様に、興味を感じるコーナーから読んでいただけるように作ってあります。
ヴァイオリンの名手たちが演奏する姿や音は、実にしなやかで格好良く、とてもシンプルで簡単そうに演奏しています。しかし、実際に構えてみると何とも不自然な形を強いられ、出てくる音は理想とは程遠く残念な気持ちになります。では、私たちはなぜ続けていくのでしょうか?
その答えは、ヴァイオリンという楽器が『魔性の楽器』だからです。弾いていると、時にふと理想に近い音が出る瞬間があり、その一瞬がこれまでの苦労を吹き飛ばすほどの喜びや幸福感を与えてくれます。その経験があるからこそ、人は演奏をやめられないのです。
最終的に、演奏技術は教えによって学んだり、手本を真似たりして身につけていくものですが、その方法は無数にあります。指導者が教えていることの裏付けを確認したい時、問題を自分なりにクリアにしたい時などに、本書を活用してください。改善の方向を見つける手助けになれば大変嬉しく思います。
多くのオーケストラでコンサートマスターを務め、現在は音楽大学で後進の指導にあたる著者による、ヴァイオリン上達のための問題解決法が載っています。誰でもかかえている悩み、中には、いまさら聞くに聞けないという悩みに具体的に回答しています。
あなたの音色と演奏が、今日から一段ラクに伸びていくはず。「出している音を“すっぴん”にしよう」「“鉛筆キャップ矯正法”とは!?」「“癖”から効率の良いメカニズムへの道筋を考えよう」「弓の持ち方はキツネの影絵」「弓の中央に目印を付けると……」など具体的に解決方法を説明。ヴァイオリンを演奏する人々が共通して抱える悩みを解決します。
長年のコンサートマスター経験や、数多くのマチュアオーケストラ指導の経験からのエピソードなども紹介されています。
「自分の知っていることは何でも教えます」と言う著者の深山先生。オーケストラの指導をはじめると、音大のオーケストラでも音色が突然変わってくると言われるほどです。その指導の中身がぎゅっと詰まった本の第3弾です。
なお本書には、目的別の索引と作品別索引がついています。
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