スタイルノート楽譜制作部(編)
B5変型判 192頁 並製
定価 1,980円 (内消費税 180円)
ISBN978-4-903238-26-5 C3055
在庫あり
奥付の初版発行年月 2009年03月 書店発売日 2009年03月27日 登録日 2010年02月18日
PCソフトPrintMusic2009と同時発売する解説本。楽譜を作るための1万円程度のソフトで、趣味で音楽にふれる人から先生まで幅広い層が読者層。基礎から丁寧に説明しているのが特徴で実用的内容となっている。
世界中で業界標準として支持されている楽譜作成ソフトウェアの最高峰「Finale」のライトバージョン、PrintMusic2009(プリントミュージック2009)。本書は、このソフトで楽譜を作っていくための基本から応用テクニックまで丁寧に解説しています。このソフトは、多彩な音符入力方法、調号・音部記号・レイアウトなど様々な項目の編集、市販の楽譜のように高品位な出力、作成した楽譜をいきいきと再現するHumanPlaybackによる楽譜再生。メモ感覚でフレーズを楽譜に残したり、音で確認しながら編曲のアイディアを発展させたりと、さまざまな場面で活用できるWindowsとMacに対応したソフトウェアです。本書は実際に、このソフトを生徒に教えている指導者達が書いているので、どこでつまずくか、どこが疑問に思うかを考えながら書かれています。
はじめに
●準備編
ウォーミングアップ
■ウォーミングアップ1 PrintMusicを起動しよう(forWindows/forMac)
■ウォーミングアップ2 ファイルを開いてみよう
■ウォーミングアップ3 画面の説明
■ウォーミングアップ4 音符を入力してみよう
■ウォーミングアップ5 休符を入力してみよう
■ウォーミングアップ6 ファイルを閉じる
●基本編・楽譜を作ろう
■STEP1 テーマを入力しよう 〈音符入力の基本・その1〉
1.新規ファイルを開く
2.ファイルを保存する
3.音符を入力する
4.付点音符を入力する
5.装飾音符を入力する
6.連桁でつなげる(連桁を切り離す)
7.複声部の入力
8.反復小節線
9.「Thema」という文字を作成して入力する
■STEP2 第1変奏曲を入力しよう 〈音符入力の基本 その2〉
0.ファイルを開く
1.臨時記号の付いた音符を入力する
2.親切臨時記号を入力する
3.タイを入力する
4.休符を入力する
5.付点休符を入力する
6.和音を入力する
7.コピーを活用する
8.1、2番括弧付きの反復小節線を入力する
9.小節を追加(または挿入)する
■STEP3 第2変奏曲を入力しよう 〈レイヤーを使った入力の詳細〉
1.レイヤーとタイの関係
2.小節の途中から声部を分けるーステップ入力(キーボード入力)
3.符尾の向きを反転する
4.タイの向きを反転する
5.休符を隠す
6.休符の位置を調整する
7.トリル記号を入力する
■STEP4 第3変奏曲を入力しよう
〈3連符、アーティキュレーション、スラーの入力〉
1.3連符を入力する
2.連符の数字と括弧を消す
3.プラルトリラーを入力する
4.スタッカートを入力する
5.スタッカートをまとめて入力する
6.スラーを入力する
■STEP5 第7〜12変奏曲の入力 〈いろいろな記号の入力〉
1.fやpなどの強弱記号を入力する
2.クレッシェンドやデクレッシェンドを入力する
3.曲の途中に新しい調号を入力する
4.五線の途中で音部記号を変える
5.空の小節を作成する
6.新しく演奏指示「LH」を作成、入力する
7.速度標語「Adagio」を入力する
8.「cresc.」を入力する
9.ターン記号、フェルマータ記号を入力する
■STEP6 歌詞やコードネームを入力しよう
1.歌詞を入力する
2.2番の歌詞を入力する
3.歌詞のフォント、サイズを変更する
4.歌詞の位置を調整する
5.コードネームを入力する
6.分数コード
7.コードネームの位置を調整する
■STEP7 キレイにレイアウトして印刷しよう
0.画面を拡大(縮小)表示する
1.ページ・サイズ
2.五線サイズ
3.小節の移動
4.組段を均等に配置する
5.サブタイトルを入力する
6.作曲者名を入力する
7.フォントやサイズを変更する
6.印刷する
●上級編・オーケストラ・スコアにチャレンジ
■POINT1 五線を準備する
1.楽器の並び順
2.括弧の設定
3.移調楽器パート
■POINT2 入力ステップ・アップ・テクニック
1.[スクロール表示]と[ページ表示]
2.連続コピー
3.まとめて音符を移動する
4.リハーサルマークを入力する
5.選択ツールをもっと活用する
■POINT3 パート譜を作ろう
1.パート譜作成の前に
2.パート譜を作成する
■POINT4 いろいろな保存
1.別名で保存する
2.オーディオファイルとして保存する
3.MIDIファイルとして保存する
4.画像ファイルとして保存する
●困ったときは……お助けQ&A23
Q1.音符(休符)をまとめて消したい
Q2.入力するレイヤーを間違えた
Q3.7連符を入力したい
Q4.4分音符+8分音符の3連符を入力したい
Q5.ダブルシャープやダブルフラットを入力したい
Q6.移調したい
Q7.調号を入力し忘れた
Q8.D.S.やセーニョ記号を入力したい
Q9.繰り返し記号等を入力したい
Q10.C△を入力したい
Q11.音符のない位置にコードネームを入力したい
Q12.五線を追加したい
Q13.五線を削除したい
Q14.パーカッション用に1本線の楽譜を使いたい
Q15.すべての小節に小節番号を表示したい
Q16.すべての小節番号を消したい
Q17.1段に4つずつ小節をはめ込みたい
Q18.複縦線を入力したい
Q19.弱起(アウフタクト)の楽譜を作りたい
Q20.パート名を修正したい
Q21.著作権情報で「(C)」を入力したい
Q22.メトロノーム記号を入力したい
Q23.音色を変更したい
楽譜はきれいなほうがいい、手書きではちょと恥ずかしい……それなら! 楽譜はプリントミュージックを使ってきれいにプリンタで打ち出しましょう。
楽譜が苦手な方でも、プリントミュージックを使えば、お手持ちの楽譜をそのまま入力することで、実際に鳴らして聞くことができます。
ところで、数ある楽譜作成ソフトの中でも、このプリントミュージックを選ぶ人が多いのはなぜでしょうか。
それはなにより、値段も「お手頃」で、「きれいな楽譜」を「簡単」に作ることができるからでしょう。
簡単に楽譜を作ることができるプリントミュージックですが、はじめて使う人やパソコンに慣れていない人は戸惑うこともあるでしょう。そんなときも、ほんの小さな山を越えるだけで、サクサクと思いどおりの楽譜が作れるようになっていくはずです。そんな「小さな山」の越え方をたくさん集めたのがこの本です。
本書は、プリントミュージックをはじめて使うかたや、買ってはみたもののうまく使いこなせていないと感じているかた、久しぶりにバージョンアップをしたら新しい機能が増えていてびっくりしたかたなどのために、プリントミュージックの基本をメインに解説しています。もちろん、もっともっと使いこなしたいかた、バージョンアップしようか迷っているかたにも活用していたくことができるよう、さらに複雑な楽譜を作るための「上級編」、そして「Q&A」も用意しました。
プリントミュージックには兄弟ソフトとして、プロも納得の楽譜作成ソフト“フィナーレ”を筆頭に、いいとこ取りの“アレグロ”、フィナーレやプリントミュージックで作ったデータを見たり鳴らしたりするための無料ソフト“フィナーレ・ノートパッド”などがあり、データには互換性があります。“フィナーレ”で作った複雑な楽譜データを“プリントミュージック”で開くこともできますし、その逆も可能です。
ということで、まずはウォーミングアップから。Let's start !
世界中で業界標準として支持されている楽譜作成ソフトウェアの最高峰「Finale」のライトバージョン、PrintMusic2009(プリントミュージック2009)。本書は、このソフトで楽譜を作っていくための基本から応用テクニックまで丁寧に解説しています。
在庫あり
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