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文化を楽しむ出版社

ミュージッククリエイターのためのPro Tools入門 プロが伝える使いこなしの基本 バージョン10・11・12対応

辻 敦尊
A5判 / 160ページ / 並製
定価: 2400円 + 税
ISBN978-4-7998-0139-0 C1004
書店発売日:2015年07月17日

内容紹介

プロの音楽制作現場で使われる定番ソフトPro Tools。本書は、その入門者向け解説書。本書をマスターすれば一通りの使い方から、現場で役立つ知識もマスターすることができる。これまでは高価で気軽に使えるソフトではなかったが、今では一般の人も気軽に利用することができるようになったPro Tools。しかし、プロ向けソフトというイメージが強いため、「操作が難しい」「使いこなすのはムリ」と思っている人も少なくない。そこで本書は、使いやすいDAWソフトとしてPro Toolsを紹介。はじめてPro Toolsを使う人が、気軽に音楽制作をすることができるように、システムのセットアップの方法から解説。アレンジやレコーディング、ミックスダウンの作業方法も実践的に書かれている。最後にQ&A方式で、著者推薦の機材などについても触れている。説明するPro Toolsのバージョンは、一番よく使われている11を基本に、10や12のケースも解説。オールカラーで見やすい紙面になっている。

目次

はじめに

第1章・基礎知識
■1 Pro Toolsシステムとは
◇ Pro Tools HD 11・12
◇ Pro Tools 11・12
◇ Pro Tools Express
◇ Pro Tools First
■2 基本的な環境セットアップ
ProTools システム環境セットアップイメージ
◇コンピューター
◇ iLok キー
◇ MIDI インターフェース
◇オーディオインターフェース
◇モニタースピーカー
◇ヘッドフォン
■参考資料 〜初心者向け用語解説〜
◇サンプリングレート(サンプリング周波数)
◇ビットデプス(ビット深度)
◇ MIDI(ミディ)
◇ Core Audio
◇ ASIO
◇ AAX
◇ Audio Suite
◇ RTAS
◇ TDM

第2章・基本のセッティング
■3 環境セットアップとインストール
3-1・コンピューターへ接続する周辺機器のドライバーインストール
3-2・iLok アカウントの作成
3-3・iLok キーのドライバーやユーティリティのインストール
3-4・AVID マスター・アカウントとPro Tools ライセンスの登録および最新版インストーラーのダウンロード
3-5・登録済みiLok アカウントへのiLok キーの登録
3-6・iLokキーへのPro Toolsライセンスのダウンロード
3-7・Pro Tools本体とAIR Creative Collectionのインストール
3-8・Pro Toolsの起動
■4 基本的な動作確認
4-1・Macでのオーディオインターフェース動作確認
4-2・Windows でのオーディオインターフェース動作確認
4-3・MacでのMIDIインターフェース動作確認
4-4・WindowsでのMIDIインターフェース動作確認

第3章・曲作りの前に
■5 クイックスタートと基本的な環境設定
5-1・クイックスタート(ダッシュボード)
5-2・プレイバックエンジンの設定
5-3・I/O の設定
■6 編集ウィンドウとミックスウィンドウ
6-1・編集ウィンドウ
6-2・ミックスウィンドウ

第4章・作曲・アレンジ作業
■7 Pro Toolsを使っての作曲スケッチ作業
7-1・クリックトラックの作成
7-2・トランスポートウィンドウ
7-2-1・【トランスポート】ウィンドウの表示方法
7-2-2・【 トランスポート】ウィンドウ内のレイアウト切り替え方法
7-3・インストゥルメントトラックの作成
7-4・テンポの設定
7-5・トラック名の設定
7-6・MIDIレコーディング
7-7・クオンタイズ
7-8・カウンター表示の切り替え
7-9・MIDIレコーディングの続き
■8 楽曲構成を検討しながら決めていく
8-1・表示の拡大・縮小操作(ズームツール)
8-2・クリップを範囲選択して分割
8-3・クリップのトリミング
8-4・整理したクリップの選択と移動
8-5・イントロ部分のレコーディング
8-6・2 コーラスの準備
■9 グルーヴを支えるパートを1つ作る
9-1・ドラムの音色でインストゥルメントトラックを準備
9-2・基本となるパターンをレコーディング
9-3・作成したパターン(クリップ)の複製
9-4・ドラムトラックの追加編集
コラム「オーディオ素材をループさせて活用」
■10 メロディパートを最終的な楽器(歌)で仮レコーディング
10-1・オーディオトラックの作成
10-2・マイクからのセッティング
10-3・モニター音にリバーブをかける
10-4・ヘッドフォンでモニターしながらレコーディング
10-5・クイックパンチ(パンチイン・パンチアウト)
10-6・クロスフェード処理
コラム「クイックパンチのススメ」
コラム「プレイリストの活用術」
■11 楽曲を構成する各パートのダビング作業
11-1・ギタートラックのレコーディング
11-2・外部シンセサイザーのレコーディング

第5章・ミックスダウンそしてリリースに向けて
■12 ミックスダウン
12-1・1つにまとまっているドラムトラックを楽器ごとに分割
12-2・ミックスダウン作業対象のトラック構成
12-3・ミックスダウン作業の主な流れ
12-4・クリップの不必要な部分をトリミング
12-5・タイミングの調整
12-6・ピッチ調整
コラム「エラスティックオーディオを安心して使うためのコツ」
12-7・音量・定位の設定、グループの作成方法
12-8・イコライザやコンプレッサーの基本設定
12-9・オートメーションの基本操作
コラム「ペンシルツールの基本操作」
12-10・マスターフェーダーとトータルエフェクトの使用紹介
■13 バウンス&エクスポート
13-1・WAVファイルとしてバウンスする方法
13-2・MP3ファイルとしてバウンスする方法
13-3・SoundCloudへのアップロード機能
コラム「使用していないクリップ素材をかんたんに把握するには」
コラム「セッション全体をバックアップするコツ」
コラム「ソフトウェアインストゥルメントトラックのオーディオ化」

Q&A
機材関連
理論関連
操作関連

ひとこと

この本は、アビッド・テクノロジーから出ているDAWソフト「Pro Tools」の使い方を基礎からわかりやすく解説したものです。Pro Toolsといえば、大手のレコーディングスタジオでも使われているプロ用のソフトです。以前は数百万円以上もする機器と連動して動くシステムでしたが、いまでは、一般のパソコン上でも使うことができ、値段も購入しやすいものとなりました。
「プロが使うDAW=Pro Tools」というイメージが強いためか、一般の方には、中にはプロの方でも「Pro Toolsは操作が難解」というイメージが強いと聞きます。しかし、実際使ってみるとそんなことはありません。本書は、スタジオや音楽制作でPro Toolsを使いこなしている著者が、やさしく実践的に使い方を説明しています。
さらに、巻末のQ&Aでは、手軽に使えるおすすめのマイクや、マイクプリアンプ、ボーカルレコーディング用のコンプレッサーなどの著者オススメ機材が紹介されています。さらに、標準搭載されているソフトウェアシンセサイザーや、Pro Toolsから楽譜作成ソフトSibeliusへの書き出しなどについても説明されています。
Pro Toolsの機能を一から十まで説明している本ではありません。Pro Toolsで、アレンジやレコーディング、ミックスダウンをしていくのに必要な機能を中心に説明しています。この本をマスターすれば、Pro Toolsを一通り使いこなすことができるはずです。スタジオなど現場でPro Toolsを使いこなす現役プロアーティストの著者ならではの、具体的な実例に則した解説なので、実際にスタジオに行った時や、他のアーティストとのやりとりで不便を感じることもないはずです。本書で、プロの使い方を習得すれば、もうPro Tools初心者ではありません。

著者プロフィール

辻 敦尊(ツジ アツタカ)

音楽制作・映像制作会社、AT-Music合同会社代表。シンガーソングライターとしての活動を中心としながら作詞家、作曲家、アレンジャー、プロデューサー、サウンドエンジニア、サウンドデザイナー、音楽監督、映像監督など幅広い分野で活動中。近年ではハイグレード・オーディオ・ケーブル「clear-voice」のプロデューサーなどとしても知られている。


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