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文化を楽しむ出版社

自動作曲・伴奏ソフトBB22 for Mac入門ガイド アレンジや演奏はBand-in-a-BoxにまかせてMacで音楽作り

近藤 隆史
A5判 / 256ページ / 並製
定価: 3000円 + 税
ISBN978-4-7998-0136-9 C1004
書店発売日:2015年05月22日

内容紹介

自動作曲伴奏ソフトBB22(Band-in-a-Box22)Mac版の解説書。パソコンで条件やイメージを入力するだけで、好みの音楽を自動的に作ることができるBB22の使い方を基礎から実用、応用まで解説。映像のBGM等にも気軽に利用できる著作権フリー楽曲の作り方をていねいに説明した。また、ソフトが作りだした音楽を、GarageBandを使ってさらに作り込む方法やMacでボーカロイド(ボカロ)と連携させて活用する方法も紹介。様々な利用法なども詳しく説明しているので、「プロも驚くほど」といわれる高レベルなオリジナル作品の自動生成テクニックを本書で習得して欲しい。

目次

■Band-in-a-Boxで何しよう?
 ・歌や楽器の伴奏をしてほしい! 練習に付き合ってほしい!
 ・オリジナル曲を作りたい! メロディーにコードや伴奏を付けてほしい!
 ・理論不要の完全自動作曲(ホームビデオやWeb上で使える著作権フリーのBGMや曲が欲しい!)
 ・その他にも紹介しきれないほどの機能があります!

入門編(1)Band-in-a-Boxの準備
■Band-in-a-Boxの種類
■Band-in-a-Boxの準備
 ・インストール時のポイント
 ・ライセンス認証を忘れずに
■Band-in-a-Boxの起動
 ・Band-in-a-Boxを起動する前に
 ・Band-in-a-Boxの起動
■サウンドカードやMIDIキーボードの設定
 MIDI関連の設定を確認する
 ・AudioMIDI設定(MacOS側の設定)
 ・Band-in-a-BoxでのMIDI機器の設定
 オーディオ関連の設定を確認する
■メインスクリーンの画面構成
 メイン画面から移動・整理された項目

入門編(2)チュートリアル・デモソングで操作に慣れる
■「ソングを開く」ダイアログでソングを開く
 デモソングを聴く(プレイバックを制御するボタン)
 ・その他の演奏をコントロールするボタン
■「ソングピックウィンドウ」からソングを開く
■ソングのテンポ変更
■キー(調)を変更(移調)
■演奏スタイル(ジャンル)を変える
■演奏パートの設定(ミキサーウィンドウ)ーソロ・消音、音量調整、音色選びなど
解説!MIDIパートとオーディオパートの違い

入門編(3)ソング作成の基本
■新規作成ー新しいコードシートの準備
■コードの入力
■コードのコピー
■テンポやキー(調)の設定
■何小節の曲なのか、何回繰り返すのかを決める
■スタイルで曲のアレンジを決める
 ・メモやスタイル例を参考にする
 ・スタイルの横に表示されている記号の意味
 ・スタイルをお気に入りに登録
■メロディーを自動作成
 ・「メロディスト」その他の設定
■イントロやエンディングを付ける
イントロの自動生成
エンディングの設定
エンディング小節のコードも有効
■ブレイクやフィルインさせる
ブレイクの指定
フィルインの指定や伴奏パターンの変化(パートマーカーの活用)
■リアルトラックで本物のミュージシャンの演奏を加える
リアルトラックを使用する
リアルトラックを曲の途中で変更する
複数のパターンを持つリアルトラック
 ・シンプル版リアルトラック
 ・クリーンなサウンドのダイレクト入力版リアルトラック
解説!リアルトラックをもうちょっと解説!
■気に入ったパートはフリーズさせて保持
■ソングの保存
タイトルの入力
 ・タイトル自動生成の単語追加
保存する

上級編(1)コードシートの作成
■より高度で柔軟なコードシート作り
■コード入力(パソコンキーボード)
 基本操作
 パソコンキーボードに関する注意
 ・コード入力は英字モードで
 ・テンキーは使用しない
 パソコンキーボード入力でのポイント
 ・臨時記号の入力
 ・分数コードの入力
 ・エクステンションの入力
 ・コード入力ショートカットの利用
 ・コード入力時に試聴する
 ・一般コード一覧表
■コード入力(MIDIキーボード)
■コード入力(コードビルダー)
 基本操作
■コード入力(オーディオコードウィザード〔ACW〕)
 オーディオコードウィザードでの作業
 ・コード解析するオーディオファイルを開く
 ・オーディオコードウィザード上での操作
 ・1小節目を指定する
 ・小節線を微調整する
 ・変拍子への対処
 ・その他の設定を指定
 ・コードの修正
 ・楽曲を構成する音程を確認する
 ・Band-in-a-Boxに送信する
■プッシュ(アンティシペーション)やブレイクの記号を非表示にする
解説!パートマーカーについて
■1小節で4回コードチェンジさせる
「,(コンマ)」を使った入力
 コードビルダーを使った入力
■“くって”コードチェンジ(プッシュ)
 プッシュ(アンティシペーション)の指定
 「現行コードの設定」でのプッシュの指定
 プッシュの詳細設定
 ・プッシュが不自然だと感じたら(MIDIパートの場合)
 ・ドラムパートのプッシュ音量を調整
 ・リアルトラックのプッシュ音量を調整
 ・プッシュの使用/不使用を設定
■ブレイク・フィルイン
 ブレイクの種類
 ・休止:「」ピリオドを1つ付けます
 ・ショット:「」ピリオドを2つ付けます
 ・ホールドコード:「」ピリオドを3つ付けます
 楽器ごとのブレイクの指定
 「現行コードの設定」ダイアログでのブレイク指定
 フィルインの設定
■反復記号の対処は「ソング形式の作成」で
■曲途中での各種変更は「現行小節の設定」で(テンポ/拍子/スタイル/リアルトラックなど)
 ソング途中でのスタイルの変更
 ソング全体の「現行小節の設定」を一覧で表示させる

上級編(2)演奏を自在に操る
■メロディーやソロに自動でハーモニーを付ける
 ハーモニーの基本操作
 ハーモニーをメロディーパートに書き込む
■演奏に変化を付けて実用的な伴奏を作成
 サブスタイルの指定、シンプルに伴奏する
 演奏させる楽器を指定する
■自分のキーに合うように移調したい
 ・コードは移調せず、キー設定のみ変更する
解説!移調する場合はキー設定しておくことが大切
■サックスやトランペットは移調楽器なのでコードはinEbやinBbで表記したい
■4バース(トレード4)に慣れたい、ソロフレーズを触発されるような掛け合いの相手が欲しい
■代理コードに置き換える
■コードに合う音階を表示させる
■「練習用テンポ」ダイアログ
■アーティストパフォーマンスで研究
 データの開き方
楽譜(データ)を見て学ぶ方法
■メロディーをMIDIで録音する
 メロディーパートへのMIDI録音
 録音したMIDIデータを消去
■ウィザード共演機能で気楽にメロディー録音(パソコンキーボードでの録音)
解説!ウィザード共演機能について
■メロディーに適したコード進行を自動生成
 自動でコードを生成
 候補から選択してコードを生成
■SoundCloudで世界へ公開
 ・SoundCloud用に保存されたファイル
 ・その他の方法
■ミキサーウィンドウ
 ミキサーウィンドウでの操作
■MIDIスーパートラック
 MIDIスーパートラックを含むスタイルを選択する
 パートにMIDIスーパートラックを読み込む
■効果音素材

上級編(3)リードシート(楽譜)の作成
■リードシートウィンドウ
 リードシートウィンドウを開く
 表示するパートを選ぶ
 タイトルのフォント設定
《トラブルシューティング》コードシートではジャズ記号表記できているのに、リードシートに反映されていない!
■歌詞の入力
 音符単位歌詞(旧音符ベース歌詞)
 ・音符単位歌詞の入力
 ・音符単位歌詞の編集
 ・歌詞の表示位置の調整
 ・入力した歌詞の表示
 ・歌詞のフォント設定を編集
 行単位歌詞(旧ラインベース歌詞)
 ・行単位歌詞の入力
 印刷に歌詞を含める
 ・音符単位歌詞の印刷
 ・行単位歌詞の印刷
■印刷
 印刷の基本操作
■楽譜やリードシートをPDFで出力

活用編(1)すべておまかせでオリジナルソングを作成
■メロディスト機能を使って何でも自動生成
 生成する要素や曲の構成などを指定する
 ・すべてを自動で生成させる場合
 ・必要な要素だけを選んで生成
 ・曲の構成や設定に関する項目の指定
 ・「楽器」や「ハーモニー」、「スタイル」に関する設定
■ソングをオーディオファイルに書き出す
 ソングをオーディオファイルに変換する
 複数のソングを一括でオーディオに変換する
■オーディオCDにする
 Macの標準機能(iTunes)でCDを作成
《トラブルシューティング》演奏を開始すると、メロディーやソロパートの楽器設定がもとに戻ってしまう

活用編(2)付属プラグインの活用
■付属するSampleTankとAmpliTubeの活用
■MIDIパートをSampleTankで演奏
■SampleTankの編集
解説!SampleTankあれこれ

活用編(3)GarageBandとの連携
■GarageBandと連携してボーカルや楽器を録音する
 GarageBand側の準備
 連携しての作業
 録音レベルの調整
 GarageBandからのオーディオ書き出し
■伴奏を個別に(マルチトラックで)書き出す
 特定のパートのみの書き出し
 MIDIパートを書き出す形式の調整
 全パートをマルチトラックで書き出す
 ソングをスタンダードMIDIファイルで書き出す
 書き出されたファイルの管理
■連携作業でのギターに関する情報
 ギターの録音前に
 GarageBandのギターエフェクター
 Band-in-a-Boxのギター用リアルトラック
 付属のAmpliTube
■さらに楽曲を作り込む

活用編(4)VOCALOIDと連携した制作
■準備
 作業の流れをつかむ
 Band-in-a-Box側の準備
 ・ソングの準備
 ・DAWプラグインモードにしておく
 DAW側の準備
 ・新規ソングの準備
 ・テンポをそろえる
 VOCALOIDエディタの準備
 Band-in-a-BoxからDAWへデータを流し込む
 ・DAWにBand-in-a-Boxのデータを読み込む
 ・開始位置の調整
 ・不要なパートをミュートする
■VOCALOIDで歌わせる
 VOCALOID用データの準備
 ・メロディーパートをMIDIで書き出す
 ・PiaproStudioでMIDIファイルを読み込む
 ・PiaproStudio上のメロディーとStudioOneの時間軸を合わせる
 PiaproStudioでの歌詞の入力やその他の編集
 その他の応用テクニック
■ミックスから書き出しまで
 DAWでのミックス
 ファイルとして書き出し

索引

ひとこと

BB22(Band-in-a-Box22)は世界に1つだけの新曲を思いのままに作ってくれるパソコンソフトです。さまざまな条件を加えることで、より自分の希望する曲に近づくという優れものなのです。
この本はそのBB22のMac版のガイドブックです。例えば「全部」ボタンを押すだけでコード進行とメロディーが自動生成され、適したアレンジで演奏してくれます。自動のイントロ、フェードアウトのエンディングもボタンをクリックするだけ。望むならタイトルまで自動で付けてくれます。さらに凝るなら、コード進行を指定して作り出すこともできます。あるいは、メロディを入力して伴奏を自動的に作らせることも可能です。もちろん、制作の過程で気に入らない箇所を微調整しながら仕上げていくこともできます。自分好みの著作権フリーの音楽素材を作ってくれるソフト、それがBB22 for Macです。
そんなびっくりするほど上手に音楽を作ってくれるソフトの操作方法をやさしくガイドしました。簡単に1曲作ることができるのですが、そこにちょっと手を入れようとしたり、ちょっとこだわりを入れ込んでみたりする時にどうしたらいいのかを説明しています。そして、出来上がった曲を、GarageBandを使ってさらに作り込む方法も紹介。さらに、Macでボーカロイドと連携させて使う方法も紹介しました。Macユーザーならではの、活用術を解説しています。

著者プロフィール

近藤 隆史(コンドウ タカシ)

東京音楽大学トロンボーン専攻卒。文教大学情報学部、東京音楽大学音楽教育専攻、非常勤講師。音楽ソフトウェアやハードウェアの企画・開発・サポートなどに携わる一方、クラシックからジャズ、ロックまで様々な分野の演奏活動も継続的に行っている。