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文化を楽しむ出版社

イチからはじめるSinger Song Writer Lite 9 はじめてDAWに触れる人から使いこなしたい人まで

平賀 宏之
A5判 / 256ページ / 並製
定価: 2600円 + 税
ISBN978-4-7998-0135-2 C1004
書店発売日:2015年04月27日

内容紹介

パソコンで音楽を作るためのDAWソフト(DTMソフト)、SingerSongWriter Lite9の実用ガイドブック。ソフトをはじめて手にした人や、はじめてパソコンで音楽を作る人が戸惑いやすい設定方法や接続方法はもちろん、このソフトを使って初心者がイチから作品を作っていく方法をわかりやすく解説している。鼻歌機能でマイクから音を入力していく方法や、自動生成機能の使い方、アレンジの方法、VOCALOIDと連携させて使う方法も解説。長年スクールで教えている著者だけに、初心者がつまづきやすいところを押さえた解説書。作曲やアレンジに欠かせない簡単な楽典なども含めて説明しているので、音楽に詳しくない人でも活用できる。

目次

まえがき

第1章:Singer Song Writer Lite9でできること
1 自分に適した方法でメロディや音符の入力ができる
  マウスを使って五線譜に入力(スコアエディタ)
  マウスを使ってピアノロールでグラフィカルに入力(ピアノロールエディタ)
  マイクを使って鼻歌で入力(シングto スコア)
  MIDIキーボードからの入力
  自動でメロディを生成
2 最大8トラックまでAUDIOトラックの録音と編集が可能
  生演奏のレコーディング(録音)
  AUDIOデータの読み込み
  ボーカルの音程を修正
  エフェクト
3 さまざまな音色の使い分けができる
4 楽譜を印刷できる
5 ミキシング&オートメーション
6 自動でアレンジを付けることができる
7 ボーカロイドと連携できる
8 ABILITY Pro / ABILITYとの比較表
  機能比較表

第2章:音を鳴らすための準備
1 インストールするものを確認してみよう
2 音を鳴らすための準備
3 オーディオポートの設定
4 MIDIポートの設定
5 音が鳴らない時のチェックポイント
  「パソコン」だけでSSWLite9 を使う場合
  「パソコン」+「オーディオインターフェース」でSSWLite9 を使う場合
  「パソコン」+「外部音源」でSSWLite9 を使う場合
 【Column】量子化ビット数とサンプリング周波数

第3章:各種ウィンドウを覚えよう
1 ソングエディタ
  SSWLite9全般で共通して使用する部分
  ソングエディタ画面の出し方
2 スコアエディタ
  スコアエディタ画面の出し方
3 ピアノロールエディタ
  ピアノロールエディタ画面の出し方
4 プレイパネル
  プレイパネルの出し方
5 ミキサー
  ミキサーの出し方
6 譜面作成エディタ
  譜面作成エディタ画面の出し方
7 ウェーブエディタ
  ウェーブエディタ画面の出し方
8 キーボード
  キーボードの出し方
9 ギターフレットウィンドウ
  ギターフレットウィンドウの出し方

第4章:曲を作ってみよう(基礎編)
1 新しいファイルを開く
2 BGMの自動生成を使って自動作曲してみよう
3 データを間違えて入力してしまった時の対処法
  もし入力ミスをしてしまったら……
  元に戻す
  消しゴムで消す
4 マウスを使った音符入力【スコアエディタ編】
5 マウスを使った音符入力【ピアノロールエディタ編】
6 MIDIキーボードを使った音符入力【ステップ入力編】
7 MIDIキーボードを使った音符入力【リアルタイム入力編】
8 クォンタイズを使って、録音した演奏データのタイミングを修正しよう
9 作成したファイルを保存しよう
10 音色の選び方【ソングエディタ編】
11 音色の選び方【スコアエディタ編】
12 音色の選び方【ピアノロールエディタ編】
13 ベロシティとゲートタイムの編集【スコアエディタ編】
14 ベロシティとゲートタイムの編集【ピアノロールエディタ編】
15 コピー&ペースト【ソングエディタ編】
16 コピー&ペースト【スコアエディタ編】
17 コピー&ペースト【ピアノロールエディタ編】
18 いろいろな入力(休符)
19 いろいろな入力(連符)
20 いろいろな入力(臨時記号:#/b/ 21 いろいろな入力(スタッカート)
  テヌート
  アクセント
22 いろいろな入力(タイ)
23 いろいろな入力(スラー)
 【Column】拍(はく)と 拍子(ひょうし)
 【Column】「音符」と「休符」の種類と長さ

第5章:曲を作ってみよう(応用編)
1 コード名入力ツールを使ったコード名の入力
  和音とコード
  ルートとベース
 【TRY】メロディと合わせてみよう
2 和音入力ツールを使ったギターパートの入力
 【TRY】メロディと合わせてみよう
3 ベースパートを入力するために音部記号を変更する
 【TRY】メロディと合わせてみよう
4 ドラムパートの入力
  ドラム譜の読み方
  ドラム譜の読み方の例
  ドラム・セットの構成例
 【TRY】メロディと合わせてみよう
5 ボリュームとパンの設定
6 リバーブとコーラスの設定
7 オートニュアンス入力ツール
8 コントローラ入力ツールでベンドレンジを変更する
  Pitch Bendのベンドレンジ情報
9 MIDIプラグイン
10 マーカーの入力
11 テンポ情報の入力
12 小節の挿入と削除
13 鼻歌が音符になる! シング to スコアとは
  必要な機材と接続
14 シング to スコアの操作方法

第6章:アレンジしてみよう
1 EZアレンジで簡単アレンジ
2 オートアレンジ機能でよりイメージに近いアレンジを作る
3 フレーズパネルのフレーズを使ったワンランク上のアレンジ
  オーディオフレーズの場合
  MIDIフレーズの場合
4 コードパネルで次にくるコードを判定しコード進行を作る
5 一瞬のヒラメキを逃さないプールパネル
6 アレンジを手助けするスケールウィンドウ
7 カラオケのようにキーを変更する(移調の仕方)
8 付属音源を使う(Roland Hyper Canvas)
9 Roland VSCの専用版「INVSC_M」
10 LinPlug Alpha 3
11 新たな音源やエフェクトの追加方法
  インストールが必要なVST
  インストールの必要がないVST
12 アレンジ応用編1 コード判定機能でリハーモナイズする
13 アレンジ応用編2 ボサノバ風にリハーモナイズする
14 アレンジ応用編3 ボサノバ風にアレンジする
 【Column】オーディオデータとMIDIデータの違い
 【Column】VSTって何?

第7章:録音してみよう
1 エレキギターの音を録音する
2 マイクを使ったボーカルの録音
3 ボーカルエディタで録音した歌の音程を補正する
4 ボーカルエディタでハモリパートを作る
  音程

第8章:ボーカロイドに歌ってもらおう
1 スコアエディタで歌詞を入力する
2 作ったメロディと歌詞をボーカロイドエディターで読み込む
3 ボーカロイドエディターで作成した歌をSSWLite9で読み込む
4 「ReWire」を使ってボーカロイドエディターと同期させる

第9章:譜面作成
1 譜面作成エディタで各記号の位置を変更する
2 曲のタイトルなどを入れる
3 ヘッダーとフッターの設定
4 余白の設定
5 譜面の印刷

第10章:ミックスとマスタリング
1 ミックスとマスタリングとは?
  ミックス
  マスタリング
2 ミックスしてみよう
3 エフェクトをかける(インサーションエフェクト)
4 FXトラックにリバーブをかける(センドエフェクト)
5 マスタリングする
6 オートメーションを使う

第11章:ファイルの書き出しと作品公開
1 WAVやMP3への書き出し(バウンス)
2 CD作成
3 SSW NET-STAGEで楽曲を公開する
  SSW NET-STAGE に繋げよう
  登録されている作品を聴いてみよう
  オリジナル曲を公開するには
あとがき
索引

ひとこと

この本は、株式会社インターネットのDAWソフト(DTMソフト)「SingerSongWriter Lite9」の使い方を基礎からわかりやすく解説したものです。初めてパソコンで音楽を作る人、古いバージョンを使ってきた人、他の音楽制作ソフトを使ってきた人が、すぐにSingerSongWriter Lite9を使って曲を作る体制を整え、作り始められるように解説しています。「初音ミク」や「めぐっぽいど」などVOCALOIDユーザー向けには、それぞれの連携方法も解説してあります。
SingerSongWriter Liteは、日本では昔からユーザーも多く人気の高いDAWソフト。初心者向けDAWソフトの代表選手とも言えるソフトです。上位バージョンの「SingerSongWriter」は昨年「ABILITY」と名前を変えて一新。SingerSongWriter Liteは名前は変わらなかったものの、ABILITYの入門向けソフトとして新バージョンが登場しました。入門向けといっても、「ABILITY」の操作感を継承。高品位なサウンドクオリティを提供するAUDIOプロセッシング&MIDIエンジンも搭載。わかりやすい視認性と直感的な操作性、VSTインストゥルメントの収録、ハイエンドな制作環境を構築する拡張性など、手軽に多くの人が音楽作りに活用できるソフトです。
そうはいっても、刷新されたABILITYライクな操作感になるなど、変化した部分が多いのも事実。本書を読んで、操作方法の基本を習得してください。また、簡単な楽典の解説や音楽作りに便利なミニ知識なども含んでいるので、ぜひ多様な音楽作りに活用してください。

著者プロフィール

平賀 宏之(ヒラガ ヒロユキ)

1974年生、ローランド・ミュージック・スクールで作編曲、コンピューターミュージックを学ぶ。
アーティストへの楽曲提供や、シンセサイザーのマニピュレーター、携帯の着メロ制作など各方面で活動中。また、ローランド・ミュージック・スクール講師資格の認定オーディションや各種研修会も担当し後進の育成にも力を注ぐ。さまざまなDAWのセミナーイベントを企画する一方、その認定講師としてこれまで300名を超える生徒へ指導を行ってきた。
これまでの経験を活かし、Youtubeにてコンピューターミュージックのレッスン動画をDTM Channelとして配信中。
MIDI検定資格指導者、ローランド・ミュージック・スクール指導スタッフ講師、トート音楽院講師。