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文化を楽しむ出版社

万能おまかせ作曲ソフトBB20入門ガイド プロも納得!Band-in-a-Box20を使ってオリジナルミュージックを簡単に作ろう

近藤 隆史
A5変 / 264ページ / 並製
定価: 2500円 + 税
ISBN978-4-7998-0108-6 C1004
書店発売日:2012年08月24日

内容紹介

自動作曲編曲ソフトBB20(Band-in-a-Box20)の解説書。パソコンで条件やイメージを入力するだけで、好みの音楽が自動的に作られる。また完成した楽曲は著作権フリーなので、映像のBGM等にも気軽に利用できる。さらに、自動で作られた曲が「プロも驚くほど」といわれるレベルの高い完成度であることも特徴。そんなソフトの使用方法を入門のから解説して、様々な利用法も解説。シーン別の使い方も詳しく説明している。



目次

Band-in-a-Boxでなにしよう?
 ・歌や楽器の伴奏をして欲しい! 練習に付きあって欲しい!
 ・オリジナル曲を作りたい! メロディーにコードや伴奏を付けて欲しい!
 ・ホームページやホームビデオに使える著作権フリーのBGM(オーディオデータ)が欲しい!
 ・そのほかにも紹介しきれないほどの機能があります!

入門編(1)Band-in-a-Boxの準備
◆Band-in-a-Boxの種類
◆Band-in-a-Boxのインストール
 DVD版のインストール
 ・HDDの空き容量を確認しておく
 ・インストールする
 圧倒的なデータ量を誇るEverythingPAK
 EverythingPAKのインストール
 ・UACに関する注意
◆Band-in-a-Boxの起動
◆サウンドカードやMIDIキーボードの設定
 MIDI関連の設定を確認する
 ・MIDIキーボードを使用する場合の確認
 ・MIDI出力は自動で設定される
 オーディオ関連の設定を確認する
◆メインスクリーンの画面構成

入門編(2)チュートリアル〜デモソングを聴く
◆「ファイルを開く」ダイアログでソングを開く
 デモソングを聴く
 ・演奏をコントロールするボタン
◆ソングピックウィンドウでソングを開く
 リストを作成(リスト未作成の場合)
 ソングピックウィンドウからソングを開く
◆テンポの変更
◆キー(調)を変更(移調)
◆演奏スタイル(ジャンル)を変える
◆演奏パートの設定ーソロ演奏・消音、音色選び
 ソロ演奏・消音
 音色(楽器)の変更
〈解説〉MIDIパートとオーディオパートの違い

入門編(3)まずは体験!ソング作成テクニックの基本
◆新規作成ー新しいコードシートの準備
◆コードの入力
◆テンポやキー(調)の設定
◆何小節の曲なのか、何回繰り返すのかを決める
◆スタイルを選んで曲のアレンジを変える
〈解説〉スタイルについて
◆メロディーを自動作成
〈解説〉メロディスト機能を使って、なんでも自動生成
◆メロディーを演奏する楽器を変更する
※《トラブルシューティング》 演奏を開始すると、メロディーやソロパートの楽器設定がもとに戻ってしまうー楽器選択の競合
◆パートごとの楽器やエフェクを設定する
◆イントロやエンディングを付ける
 イントロの自動生成
 エンディングの設定
 エンディング小節のコードも有効
◆ブレイクやフィルインさせる
 ブレイクの指定
 フィルインの指定や伴奏パターンの変化(パートマーカーの活用)
◆リアルトラックで本物のミュージシャンの演奏を加える
◆気に入ったパートはフリーズさせて保持
◆ソングの保存
 タイトルの入力
 保存する
〈解説〉リアルトラックをもうちょっと解説

目的別活用編(1)すべておまかせでオリジナル曲のオーディオデータを自動作成
◆サウンドトラック生成
 基本操作
 曲の長さを指定
 サウンドトラックを生成する
◆より目的にあった曲を手に入れるにはーサウンドトラック生成の詳細設定
 曲の長さやテンポ(速度)を自由に調整する
 1)曲の長さを小節数やテンポを指定して調節する
 2)曲の長さを時間で指定し、小節数やテンポを自動で設定する
 3)ドラムカウントの有無を調整する
 フェードイン、フェードアウトの設定
 書き出されるサウンドトラックのファイル形式を選ぶ(WAV形式以外での書き出し)
 楽器編成を変更する
 音で確認する
◆サウンドトラックを生成する
 すでにあるデモソングやソングからサウンドトラックを作成する

目的別活用編(2)スタンダードナンバーを歌いたい
◆伴奏用ソングを作る
 コードシートにコードを入力
 タイトル、テンポ、キーなどを設定
 スタイルの選択
 ソングの設定
 演奏させる楽器を指定する
 自分のキーにあうように移調したい
 ・コードは移調せず、キー指定だけを変更する
◆メロディーのガイドラインが欲しい
〈解説〉移調する場合はキー設定しておくことが大切

目的別活用編(3)ジャムセッションの練習をしたい
◆サックスやトランペットは移調楽器なのでコードはinEbやinBbで表記したい
◆4バース(トレード4)に慣れたい、ソロフレーズを触発されるような掛けあいの相手が欲しい
◆チューニングを442Hzにあわせたい
◆コードを代理コードに書き換えて、違うアプローチを試してみる
◆コードにあう音階を表示させる

目的別活用編(4)オリジナル曲のデモ音源を作りたい
◆Band-in-a-Boxを使ったオリジナル曲の制作手順
 コードを入力
 スタイルを選ぶ
 リアルトラックを生成
 メロディーの録音
 作品として完成させるーオーディオファイルへの書き出し
◆メロディーをMIDIで録音する
 2つのシーケンサートラック
 メロディーのMIDI録音
 ・ソロトラックへ録音する
 ウィザード共演機能で気楽にメロディー録音(パソコンキーボードでの録音)
〈解説〉ウィザード共演機能について
◆メロディーに適したコード進行を自動生成
 自動でコードを生成
 候補から選択してコードを生成

目的別活用編(5)オーディオCDを作りたい
◆ソングをオーディオファイルに変換する
 保存できるオーディオ形式
 保存先の確認
 WAVで保存を実行する
 複数のソングを一括でオーディオに変換する
◆オーディオCDにする
 Windowsの標準機能でCDを作成
 フリーのライティングソフトでCDを作成
 付属ライター「MiniBurn」を使ったCD制作

目的別活用編(6)作曲の新しいアイディアが欲しい
◆ウィザード共演機能
◆メロディスト機能でなんでも自動生成
◆イントロコードの自動生成
◆代理コードウィザード
 ・「代理コード生成(選択)」
 ・「代理コード生成(自動)」
◆メロディーやソロに自動でハーモニーを付ける

上級編(1)コードシートへの入力 その1 コードの入力
◆コードの入力(1)パソコンキーボードでのコード入力
 基本操作
 パソコンキーボードに関する注意
 ・コード入力は英字モードで
 ・テンキーは使用しない
◆パソコンキーボード入力でのポイント
 ・臨時記号の入力
 ・分数コードの入力
 ・エクステンションの入力
 ・コード入力ショートカットの利用
 ・コード入力時に試聴する
 ・一般コード一覧表
◆コードの入力(2)MIDIキーボードでのコード入力
 基本操作
 候補から選択する
 ・そのほかの操作
◆コードの入力(3)コードビルダーでのコード入力
 基本操作
◆コードの入力(4)そのほかのコード入力方法
 オーディオコードウィザードでの作業
◆コードの修正・消去ーキーとバックスペースキーを使い分ける
 消去する
 ・バックスペース・キー
 ・デリート・キー
 「現行コードの設定」での修正
◆コードの入力(5)コードをコピーする
 基本操作
※《トラブルシューティング》入力したコードが自動的に変わってしまうーC9sus/Bb9susをC11/Bb11へ

上級編(2)コードシートへの入力 その2 コードシートの表記
◆Maj7→△7、m7b5→φージャズでおなじみのコード表記へ切り替える
 ・ジャズコード表記で印刷する際の注意
◆ImやV7などーローマ数字でのコード記譜にする
 基本操作
※《トラブルシューティング》  ローマ数字表記で、ImがVImになってしまう
◆アンティシペーションやブレイクの記号を非表示にする
◆セクション(パートマーカー)ごとの改行を解除する
〈解説〉パートマーカーについて

上級編(3)コードシートへの入力 その3 Band-in-a-Boxの演奏を自在に操る
◆自在に演奏(1)1小節で4回コードチェンジさせる
 「,(コンマ)」を使った入力
 コードビルダーを使った入力
◆自在に演奏(2)“くって”コードチェンジ(アンティシペーション)
 アンティシペーションの指定
 「現行コードの設定」でのアンティシペーションの指定
 アンティシペーションの詳細設定
 ・アンティシペーションが不自然だと感じたら
 ・ドラムパートのアンティシペーション音量を調整
 ・アンティシペーションの使用/不使用を設定
◆自在に演奏(3)ブレイク・フィルイン
 ブレイクの種類
 ・休止:「.」ピリオドを1つ付けます
 ・ショット:「..」ピリオドを2つ付けます
 ・ホールドコード:「...」ピリオドを3つ付けます
 楽器ごとのブレイクの指定
 「現行コードの設定」ダイアログでのブレイク指定
 フィルインの設定
◆自在に演奏(4)リピート記号やセーニョなど反復記号の入力
 反復記号の作成
 1カッコ、2カッコの設定
 ・注意点
 ・表示を簡潔にする「フェイク」モード
〈解説〉繰り返しなのに、なぜ2回目のコードをわざわざ入力するの?
◆自在に演奏(5)メロディーやソロに自動でハーモニーを付ける
 ハーモニーの基本操作
 「メロディーハーモニー選択」ダイアログからのハーモニー選択
 ハーモニーの書き出し

上級編(4)リードシート(楽譜)の作成
◆リードシートウィンドウ
 リードシートウィンドウを開く
 表示するパートを選ぶ
 フェイクシートモードのオンオフ
 メモ
 ・メモのフォントを変更する
※《トラブルシューティング》コードシートではジャズ記号表記できているのに、リードシートに反映されていない!
◆歌詞の入力
 音符ベース歌詞
 ・音符ベース歌詞の入力
 ・音符ベース歌詞の編集
 ・歌詞の表示位置の調整
 ・入力した歌詞の表示
 ラインベース歌詞
 ・ラインベース歌詞の入力
 そのほかの歌詞入力
 印刷に歌詞を含める
 ・音符ベース歌詞の印刷
 ・ラインベース歌詞の印刷
◆印刷
 印刷の基本操作

上級編(5)音符の編集ーーMIDIパートに生成・録音されたデータの編集
◆音符(ノートデータ)の編集ーノーテーションウィンドウ
◆音符(ノートデータ)の編集ーピアノロールウィンドウ
 ノートデータの編集
 ・ベロシティやコントローラーの編集
 データの拡大縮小
 さらに上を目指して…

上級編(6)ミキサーウィンドウでの各パートの編集とオーディオエフェクト
◆ミキサーウィンドウ
 ミキサーウィンドウを開く
 楽器
 ボリューム、パン、トーン、リバーブ
 プラグイン
 ・プラグインの呼び出しかた
〈解説〉新機能「効果音素材」
◆VSTプラグインの追加
◆AmpliTube
 AmpliTubeのインストール
 AmpliTubeを使えるように「VSTプラグインの追加」をする
 AmpliTubeの組み込まれたデモソングを開く
 ミキサーウィンドウのプラグインからAmpliTubeの編集画面を開く
 Amplitubeが組み込まれたスタイルを呼び出す。
 自分で作成したリアルトラックでAmpliTubeを使う
〈解説〉「AmpliTubeの認証(Authorization)」

上級編(7)より高度な楽曲制作
◆DAWとの連携ーDAWプラグインモード
 DAWプラグインモード
 ・DAWプラグインモードを使う準備
 ・DAWプラグインモードの開始
 ・Band-in-a-BoxからDAWへパートをドラッグ&ドロップする
 範囲指定して一部分だけドラッグする
 「コンボ」を使ってまとめてドラッグ
 ドラッグ&ドロップのオプション設定(DAWプラグイン設定)
 ・生成されるファイルの整理
《トラブルシューティング》DAW/シーケンサーにうまくドロップできない
 Windowsエクスプローラへのドロップ
◆歌やギターを録音ーオーディオ録音
 オーディオ録音の前に確認するセッティング
 ・録音プロパティの確認
 ・録音レベルの確認
 録音する
◆RealBandを使った制作
iPhoneやiPodtouch、iPadとの連携
Band-in-a-Boxの可能性
困ったときは



ひとこと

BB20(Band-in-a-Box20)は世界に1つだけの新曲を勝手に作ってくれるパソコンソフトです。さまざまな条件を加えることで、より自分の希望する曲に近づくという優れものなのです。

例えば、どんな雰囲気の曲か、どんな楽器を使うか、何分何秒の曲にするか、途中でアドリブソロを入れたりするか等々。もっと凝るなら、コード進行を指定して作り出すこともできます。あるいは、メロディを入力して伴奏を自動的に作らせることも可能です。もちろん、制作の過程で気に入らない箇所を微調整しながら仕上げていくこともできます。自分好みの著作権フリー音楽素材を作ってくれるソフト、というわけです。
具体的な活用方法としては、ムービーを作っていてそのBGMが欲しい時。ムービーの時間に合わせて、好みの条件を入れれば、あっという間にオリジナルBGMができあがります。イベント用BGMを作るなら、イベント開催前のBGM、開催時刻直前の盛り上げ用BGM、説明時のBGMと自由なスタイルで作れます。実際、プロのアーティストにソフトを紹介すると「これすごいね!」とみんな驚くそうです。

本書は、その使い方の基本から少し進んだ使い方までていねいに説明します。また、Band-in-a-Boxとスムーズに連携する、RealBandというDAW/シーケンスソフトも付属。その他、このバージョンから、ギターアンプ・シミュレーター・ソフトAmpliTubeも付属し、ギターユーザーにとってはより魅力的なソフトとなりました。そして、それらについても説明しています。



著者プロフィール

近藤 隆史(コンドウ タカシ)

東京音楽大学トロンボーン専攻卒。文教大学情報学部、東京音楽大学音楽教育専攻、非常勤講師。音楽ソフトウェアやハードウェアの企画・開発・サポートなどに携わる一方、クラシックからジャズ、ロックまで様々な分野の演奏活動も継続的に行っている。